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Jリーグ 3か月前

高額売却に成功! Jリーグ、移籍金差額ランキング1〜10位。安く買って高く売れた選手とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:チャン・ヒョンス(FC東京)


【写真:Getty Images】


加入時の移籍金:100万ユーロ(約1億4000万円)
放出時の移籍金:200万ユーロ(約2億8000万円)
利益:100万ユーロ(約1億4000万円)

 韓国人のチャン・ヒョンスは、プロとしてのキャリアを始めたFC東京に大きな利益をもたらしたセンターバックだ。

 チャン・ヒョンスは大学卒業後の2012年にFC東京に加入した。複数ポジションをこなせる器用さがあり、1年目の途中からコンスタントにプレーするようになると、2年目は完全にレギュラーに定着している。

 その後、中国の広州富力へ移籍したが、2017年夏に100万ユーロ(約1億4000万円)の移籍金でFC東京に復帰すると、2018シーズンはキャプテンを務めてチームをけん引してさらに価値を高め、2019年夏に200万ユーロ(約2億8000万円)でサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍している。

 獲得に投じた金額と放出した際に得た金額を比較しているこのランキングでは、利益が100万ユーロ(約1億4000万円)で8位となるが、チャン・ヒョンスが広州富力に移籍した際にもFC東京に225万ユーロ(約3億1500万円)とされる移籍金が入っている。2度の移籍を合計すると325万ユーロ(約4億5500万円)をクラブにもたらした計算で、ランキング以上に大きな利益をもたらした選手だ。

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