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忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング1〜10位。今は希少? 理想のワンクラブマン

シリーズ:クラブ在籍年数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:長谷川徹

長谷川徹

【写真:Getty Images】


生年月日:1988年12月11日
所属クラブ:徳島ヴォルティス
在籍年数:12年30日

 4位には徳島ヴォルティスGK長谷川徹が入った。名古屋グランパスユースから2007年にトップチームに昇格した長谷川は、その年のカップ戦で早速プロ初出場を果たした。しかし、当時名古屋の守護神には元日本代表の楢崎正剛がいたためリーグ戦出場はわずか1試合だけにとどまり、2011年に徳島ヴォルティスへのレンタル移籍となった。そして、徳島へ完全移籍で加入した翌年から同クラブでのプレーを続けている。

 徳島移籍後は、毎年熾烈なポジション争いを送ることとなる。加入当初は他のゴールキーパーの後塵を拝していたが、徳島初のJ1昇格となった2014年シーズンにレギュラーの座を奪った。リーグ戦27試合に出場しレギュラーとして初めて1シーズンを過ごしたが、徳島はリーグ最下位で降格と悔しい結果となった。その後も2017年まで徳島のゴールを守り続けたが、新加入選手らの台頭もあり2018年は出場なしに終わった。

 それからはサブキーパーとしての起用が中心となった長谷川。出場機会は限られているが、2度も徳島のJ1昇格・J2降格を経験してきた苦労人の力は必ずチームを救うだろう。

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