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「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング3位。Jで生まれた“規格外”ストライカー! 1試合8ゴールの大暴れ

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。



3位:マイケル・オルンガ(ケニア代表)

柏レイソルでプレーしたケニア代表FWマイケル・オルンガ
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年3月26日
移籍:柏レイソル→アル・ドゥハイル(カタール)
移籍日:2021年1月12日
移籍金:600万ユーロ(約8.4億円)


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 マイケル・オルンガはJリーグの舞台で文字通り”規格外”のストライカーへと変貌を遂げた。

 このケニア代表FWは、貴州恒豊(中国)からジローナ(スペイン)への期限付き移籍期間を終えた後、2018年の夏の移籍マーケットで柏レイソルに加入した。2018シーズンは後半戦のみの参戦となったため、リーグ戦はわずか3ゴールに留まった。しかし、ここからオルンガは自身の持つポテンシャルを爆発させていく。翌2019シーズンはJ2で30試合に出場して27得点を挙げ、柏のJ2優勝とJ1昇格の最大の立役者に。オルンガを象徴する最も有名な試合として、このシーズンの第42節京都サンガF.C.戦が挙げられることが多い。この試合で同選手は前半だけでハットトリックを達成し、最終的に1試合8ゴールを奪い、Jリーグ新記録を樹立した。

 満を辞して臨んだJ1でもその勢いは止まらない。2020シーズンはリーグ戦32試合に出場して28ゴールを記録してJ1得点王に。この活躍によって2020シーズン終了後のオフの期間中にアル・ドゥハイル(カタール)へ引き抜かれた。その移籍には600万ユーロ(約8.4億円)という大金が動いたとされている。

 カタールでは21/22シーズン、そして昨季と2年連続で得点王に輝き、3年目の今季はリーグ戦9試合に出場して既に7ゴールを決めている。抜群のシュート技術とゴールへの嗅覚を持ったオルンガにとって、プレーする環境は関係ないのかもしれない。

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【了】

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