フットボールチャンネル

Jリーグ 2か月前

「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング1〜10位。日本クラブに大金を残した男たち

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:レアンドロ(ブラジル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1985年2月12日
移籍:ガンバ大阪→アル・サッド(カタール)
移籍日: 2009年8月27日
移籍金:750万ユーロ(約10.5億円)

 多くのJクラブでプレーした助っ人外国人FWレアンドロ(レアンドロ・モンテーラ・ダ・シルバ)は、歴代2位となる高額な移籍金でJリーグから海外へ渡った。

 母国の名門コリンチャンスの下部組織で育ったブラジル人は、2005年にナシオナルAC(ブラジル)から大宮アルディージャに期限付き移籍で加入した。大宮での出場機会は限定的だったものの、同クラブ退団後に期限付き移籍したモンテディオ山形、やヴィッセル神戸では安定した出場機会を得て得点を量産。その活躍もあって2009年にガンバ大阪への完全移籍が決まっている。

 そのガンバ大阪で迎えた2009シーズン、レアンドロはスタートから圧倒的なパフォーマンスを披露する。開幕節、第2節と連続でゴールを奪って勝利に貢献すると、4月に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)スリウィジャヤ戦から5月のリーグ第11節柏レイソル戦まで公式戦9試合連続でゴールを挙げるという凄まじい記録を打ち立てた。この記録は現在もなおG大阪のクラブレコードとなっている。そして、シーズン途中の2009年8月にJリーグからカタール・スターズリーグに所属するアル・サッドへ活躍の場を移すことがクラブから発表された。その移籍金は750万ユーロ(約10.5億円)とされている。

 2012年に期限付き移籍で古巣G大阪へ復帰した。一度アル・サッドへレンタルバックしたものの、2014年に柏へ完全移籍。その後はヴィッセル神戸、東京ヴェルディとJクラブを渡り歩き、2020年11月にスパイクを脱いでいる。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top