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Jリーグ 2か月前

「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング1〜10位。日本クラブに大金を残した男たち

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ダヴィ(ブラジル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1984年3月10日
移籍:名古屋グランパス→ウム・サラル(カタール)
移籍日:2009年7月1日
移籍金:570万ユーロ(約7.98億円)

 ブラジル人FWダヴィは、北海道コンサドーレ札幌や名古屋グランパス、鹿島アントラーズなど、複数のJクラブで実績を残してきた。

 ダヴィは2007年にヴィトーリア(ブラジル)から当時J2に所属していた札幌に加入。1年目からJ2で17ゴールを挙げてJ1昇格に大きく貢献すると、2008シーズンはJ1で得点ランキング2位となる16ゴールをマークした。しかしダヴィの活躍も虚しく、札幌はJ2降格の憂き目に遭ってしまう。シーズン終了後、同選手は名古屋へ活躍の場を移すことを決断した。

 移籍加入した名古屋では2009シーズン開幕戦(大分トリニータ戦)で早速2ゴールをマークし完璧な滑り出し。攻撃の中心としてゴールを量産したが、加入後約半年後の夏の移籍市場でカタールのウム・サラルへ引き抜かれた。名古屋としてはチームの核となる選手だっただけに、わずか半年での退団は痛手だったはずだ。移籍金570万ユーロ(約7.98億円)を残して、Jリーグを去っている。

 その約2年後、ダヴィはJリーグの舞台に復帰する。ヴァンフォーレ甲府、鹿島アントラーズ、松本山雅、ギラヴァンツ北九州と日本全国のクラブを渡り歩き、J1通算104試合46ゴール、J2通算80試合49ゴール、J3通算18試合4ゴールという輝かしい記録を打ち立てた。2019年に現役を引退している。

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