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Jリーグ 2か月前

「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング1〜10位。日本クラブに大金を残した男たち

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:古橋亨梧(日本代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月20日
移籍:ヴィッセル神戸→セルティック(スコットランド)
移籍日:2021年7月19日
移籍金:540万ユーロ(約7.14億円)

 Jリーグから世界に羽ばたいた日本人選手の中で、歴代最高額の移籍金を記録したのがFW古橋亨梧だ。

 現在29歳の日本代表FWはFC岐阜で大ブレイクすると、2018年の夏にヴィッセル神戸へ個人昇格を果たす。世界屈指のMFアンドレス・イニエスタから最高のパスが供給され、FC岐阜時代に続いて神戸でも得点を量産。同クラブでは最終的に公式戦通算111試合に出場して、49ゴール18アシストを記録している。

 Jリーグ屈指の点取り屋となった古橋を、海外クラブが放っておくはずがないだろう。Jリーグに馴染みがあり、当時セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルーが古橋に目をつけ、2021年の夏、スコットランドの強豪へステップアップを果たした。その移籍金は、前述した通りJリーグから海外への移籍では日本人選手最高額となる540万ユーロ(約7.14億円)とされている。

 そこから彼が歩んだキャリアはご存じの人が多いはず。活躍する舞台を移しても、古橋が持つ抜群の決定力は維持されたどころかどんどん成長し、昨季はリーグ戦27得点を挙げてスコティッシュ・プレミアシップ得点王に輝いている。

 セルティック3年目の今季は、負傷離脱の影響もあってリーグ戦は9ゴールに留まっている。チームは第27節終了時点で最大のライバルであるレンジャーズに首位を譲っており、リーグ3連覇を果たすためには古橋の活躍が必須。後半戦の爆発に期待したい。

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