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Jリーグ 2か月前

「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング1〜10位。日本クラブに大金を残した男たち

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:マイケル・オルンガ(ケニア代表)

柏レイソルでプレーしたケニア代表FWマイケル・オルンガ
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年3月26日
移籍:柏レイソル→アル・ドゥハイル(カタール)
移籍日:2021年1月12日
移籍金:600万ユーロ(約8.4億円)

 マイケル・オルンガはJリーグの舞台で文字通り”規格外”のストライカーへと変貌を遂げた。

 このケニア代表FWは、貴州恒豊(中国)からジローナ(スペイン)への期限付き移籍期間を終えた後、2018年の夏の移籍マーケットで柏レイソルに加入。2018シーズンは後半戦のみの参戦となったため、リーグ戦はわずか3ゴールに留まった。しかし、ここからオルンガは自身の持つポテンシャルを爆発させていく。翌2019シーズンはJ2で30試合に出場して27得点を挙げ、柏のJ2優勝とJ1昇格の最大の立役者に。オルンガを象徴する最も有名な試合として、このシーズンの第42節京都サンガF.C.戦が挙げられることが多い。この試合で同選手は前半だけでハットトリックを達成し、最終的に1試合8ゴールを奪い、Jリーグ新記録を樹立した。

 満を辞して臨んだJ1でもその勢いは止まらない。2020シーズンはリーグ戦32試合に出場して28ゴールを記録してJ1得点王に。この活躍によって2020シーズン終了後のオフの期間中にアル・ドゥハイル(カタール)へ引き抜かれた。その移籍には600万ユーロ(約8.4億円)という大金が動いたとされている。

 カタールでは21/22シーズン、そして昨季と2年連続で得点王に輝き、3年目の今季はリーグ戦9試合に出場して既に7ゴールを決めている。抜群のシュート技術とゴールへの嗅覚を持ったオルンガにとって、プレーする環境は関係ないのかもしれない。

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