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鹿島アントラーズじゃなければ…? 他クラブなら主力になれそうな選手5人。確かな能力を持つ控えたち

シリーズ:他クラブなら主力になれそうな選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:垣田裕暉

鹿島アントラーズの垣田裕暉
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年7月14日(26歳)
2024リーグ成績:3試合0得点0アシスト

 垣田裕暉は、鹿島アントラーズの育成組織出身で、2016年にトップチームに昇格した。プロ1年目は分厚い選手層に阻まれてJ1出場は3試合にとどまり、翌2017シーズンからは様々なクラブに期限付き移籍で加わっている。

 まずはツエーゲン金沢で3シーズンを過ごして、2019シーズンは10番を背負ってプレーした。2020シーズンは徳島ヴォルティスで得点ランキング3位となる17ゴールを挙げて、昇格に貢献。その後、J1でもコンスタントにゴールを決められることを証明し、2023シーズンに満を持して鹿島に復帰している。

 育ったクラブに戻った垣田は、昨季のJ1第9節のアルビレックス新潟戦でリーグ戦初先発の機会を得ると、ここでゴールを決めて、以降はコンスタントに起用された。しかし、今季の鹿島は昨季の2トップではなく1トップ。鈴木優磨が不動のレギュラーで、垣田は当然ベンチに座ることが増えた。ここまでリーグ戦のプレー時間はわずか23分という厳しい状況だ。

 187cmの長身でスピードもある垣田は、フィジカルの要素だけでも多くのクラブが欲しがる大型FWと言えるだろう。期限付き移籍先でゴールを挙げてきた実績もあり、鹿島以外であれば多くのクラブで主役になれる選手のはずだ。

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