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鹿島アントラーズじゃなければ…? 他クラブなら主力になれそうな選手(2)あくまでサブ。高校サッカー名門の元エース

シリーズ:他クラブなら主力になれそうな選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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J1リーグで最多の優勝回数8回を誇る名門・鹿島アントラーズは、分厚い選手層を誇っている。それだけに、ピッチ上に立つ11人に選ばれることは簡単ではない。今回は、鹿島以外のクラブであれば、主力としてプレーしていても不思議ではない能力を持った選手を紹介する。※各データは4月26日時点。


MF:松村優太


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年4月13日(23歳)
2024リーグ成績:5試合0得点0アシスト

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 松村優太は、高校サッカーの名門・静岡学園高校で背番号10をつけて活躍し、同校を高校サッカー選手権大会優勝に導いて、2020年に鹿島アントラーズに加入した。

 プロ1年目からリーグ戦で13試合に出場した松村は、その後もコンスタントにピッチに立っている。ただ、2020シーズンから2023シーズンのJ1で72試合に出場してはいるものの、うち途中出場が56試合で、先発の機会は多くない。抜群のスピードと突破力、そして守備をサボらない姿勢は、スーパーサブとして鹿島にとって有益だが、もっと先発で主役としてプレーしたい気持ちはあるはずだ。

 今季のJリーグでは、開幕から3試合続けてベンチ外が続き、第4節の川崎フロンターレ戦でようやく初出場した。この試合を含めて5試合連続で途中出場という状況だ。ポジション争いの主なライバルといえる藤井智也は、推進力があるだけでなく、松村よりも状況判断に優れている印象で、試合の流れを考える思考力は改善すべきポイントかもしれない。

 パリ五輪世代で注目選手の1人だった松村だが、U-23アジアカップのサッカーU-23日本代表メンバーには入っていない。ピッチ上でのひたむきな姿勢はファンに伝わっているだけに、いまの状況は複雑だろう。

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【了】

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