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夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング11〜20位。最下位になったのは?【2024年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:セレッソ大阪

毎熊晟矢
【写真:Getty Images】

監督:小菊昭雄
J1リーグ順位:7位
総市場価値:1425万ユーロ(約22億8000万円)
最高額選手:ヴィトール・ブエノ(220万ユーロ/約3億5200万円)

 浦和レッズに次いで夏の移籍市場を挟んだ市場価値の変動が大きかったクラブはセレッソ大阪である。約4.5億円もの減額で6位から11位まで順位を下げる結果となった。

 一番の要因としては、DF毎熊晟矢(150万ユーロ/約2億4000万円)の海外挑戦だろう。当時チームで3番目に高い市場価値を持っていた選手の移籍は、当然チーム全体の市場価値を一気に下げることになった。

 加えて、MFジョルディ・クルークス(50万ユーロ/約8000万円)、FW渡邉りょう(40万ユーロ/約6400万円)、DFジャスティン・ハブナー(35万ユーロ/約5600万円)、MF清武弘嗣(25万ユーロ/約4000万円)といった選手たちが抜けた一方で、新加入選手はFW山﨑凌吾(20万ユーロ/約2000万円)、DF髙橋仁胡(10万ユーロ/約1600万円)の2人のみということが、大幅な市場価値ダウンにつながっている。

 C大阪にとって、この市場価値ダウンが戦力ダウンに比例していないことは救いだろう。FWレオ・セアラ(170万ユーロ/約2億7200万円)はここまでリーグ戦17得点で得点ランキングトップに君臨している。アシスト数では、MFヴィトール・ブエノ(220万ユーロ/約3億5200万円)、MFルーカス・フェルナンデス(90万ユーロ/約1億4400万円)、MFカピシャーバ(80万ユーロ/約1億2800万円)の3人がチーム内でのトップ3の選手となっており、このブラジル人カルテッドが健在のC大阪の攻撃力は他のチームにとっては脅威に他ならない。

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【了】

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