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Jリーグ 1か月前

「右SBは面白いっちゃ面白い」鹿島アントラーズ、三竿健斗が見つけた新しいサッカーの見方。「ボランチの時より…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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明治安田J1リーグの第35節、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズが1日に行われ、3−1で鹿島が勝利した。2015年から勝てていない敵地・等々力で念願の勝利を収めた鹿島で、この日3点目を決めたのは右SBで起用された三竿健斗だった。鹿島に復帰して4か月、三竿はより強い責任感を持ってプレーしている。(取材・文:元川悦子)

新体制2試合目は因縁の相手

三竿健人
【写真:Getty Images】

 10月5日のアルビレックス新潟戦の後、ランコ・ポポヴィッチ監督から中後雅喜監督にスイッチし、新たな一歩を踏み出した鹿島アントラーズ。新体制初陣だった10月19日のアビスパ福岡戦は0−0で引き分けたが、シュート5本にとどまり、攻撃面の改善が急務の課題と位置づけられた。

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 そこから2週間が空き、迎えた11月1日の川崎フロンターレ戦。中後監督・羽田憲司コーチらスタッフは前節、左サイドに回していた鈴木優磨を真ん中に戻し、師岡柊生と最前線で組ませる4−4−2にシフト。鹿島伝統の布陣で宿敵に挑んだ。

 川崎というのは彼らにとって苦手な相手だ。今季は3月17日のホームゲームを2−1で勝利しているが、それは9年ぶりの勝利だった。シーズンダブルとなれば、2010年以来ということになる。

 2015年から勝っていなかった敵地・等々力で、来季の指揮官と噂される鬼木達監督率いる因縁の相手を倒すことで、鹿島はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場権争いはもちろん、優勝争いにも踏みとどまれる。

 今週はチーム全体が「アウェイで勝とう」と一丸となっていたという。

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