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優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング1~10位。ベスト16版! 最新戦力を分析

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:インテル(イタリア)

インテルFWラウタロ・マルティネス
【写真:Getty Images】

監督:シモーネ・インザーギ(4年目)
リーグフェーズ順位:4位
戦力値:89(攻撃力22、守備力23、選手層23、勝負強さ21)

 決勝トーナメント進出をかけたプレーオフでACミラン、ユベントス、アタランタが敗れたことで、残されたイタリア勢はインテルのみとなった。ラウンド16ではフェイエノールトと対戦する。

 今季のインテルはターンオーバーをテーマに戦っており、2チーム作れるほどの「選手層」を持ち合わせている。リーグフェーズ第4節アーセナルとの試合でも大幅にリーグ戦から選手を入れ替えて勝利を収めた。

 セリエAでの戦いよりも慎重なプランを練って臨んでいる傾向が強いCLでは堅守をみせ、リーグフェーズの8試合で1失点しか喫しなかった。敗れたレバークーゼン戦以外はすべて無失点と圧倒的な「守備力」で勝ち点を重ねている。

 序盤戦は「攻撃力」に不安があったが、コパ・アメリカ帰りのラウタロ・マルティネスを慎重なプレータイムで管理したことで、現在は本来のコンディションに戻っている。それを印象づけたのがリーグフェーズ最終節モナコ戦で、この試合でハットトリックを達成した。

 攻守ともに万全かと思われたが、ここにきての負傷者続出による「選手層」にやや不安を残す。特に大きいのがリーグフェーズで1失点に抑えた守護神ヤン・ゾマーの親指骨折による離脱で、ラウンド16の2試合に間に合わない可能性がある。サブのジョゼップ・マルティネスのパフォーマンスが、今季のインテルの明暗を分けるかもしれない。

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