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Jリーグ 8か月前

横浜F・マリノスの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1~5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、横浜F・マリノスにフォーカス。各クラブとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1ワースト相性ランキングを紹介する。

※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。平均獲得勝ち点が並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る

5位:セレッソ大阪

マリノスセレッソ
【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.4
J1通算対戦成績:50試合19勝12分19敗
得失点:78得点76失点

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 横浜F・マリノスのJ1ワースト相性ランキングで5位となったのは、1995年にJリーグへ加盟したセレッソ大阪だ。

 初対決の時から、対セレッソの相性の悪さは宿命づけられていたのかもしれない。1995年4月22日のJ1リーグ・サントリーシリーズ第10節、敵地『大阪長居第2陸上競技場』に乗り込んだマリノスは、0-4と衝撃の敗戦を喫する。GK松永成立やDF井原正巳、小村徳男といったサッカー日本代表の守備を支える選手たちを擁しながら、Jリーグ加盟初年度のセレッソに大量失点で敗れ、“オリジナル10”メンバーとしてのプライドは大いに傷つけられた。

 セレッソとの通算対戦成績は、50試合で19勝12分19敗と全くの五分。平均獲得勝ち点は「1.4」を記録している。このデータだけ見るとそれほど相性が悪いようには感じないが、マリノスが特に苦手としているのはアウェイ戦だ。2011年6月15日のJ1リーグ第15節で勝利したのを最後に、アウェイでのセレッソ戦は4分7敗と、とにかく結果が出ていない。 

 およそ14年におよぶ呪縛から解き放たれるためには、今年5月11日に控えているJ1リーグ第16節の“ヨドコウ決戦”を制する必要がある。2025シーズンのマリノスは稀に見る絶不調ぶりでJ2自動降格圏の18位に沈んでいるため、並大抵の努力では歴史を塗り替えられないだろう。

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