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Jリーグ 8か月前

横浜F・マリノスの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1~5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:鹿島アントラーズ

マリノス鹿島
【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.3
J1通算対戦成績:70試合27勝8分35敗
得失点:100得点110失点

 Jリーグ開幕時から横浜F・マリノスが“オリジナル10”のライバルとしてしのぎを削ってきたのが鹿島アントラーズだ。J1ワースト相性ランキングでは4位となっており、残された戦績からは苦戦の歴史が見て取れる。

 両者がJリーグの舞台で初めて相まみえたのは、1993年6月5日に行われたJ1リーグ・サントリーシリーズ第7節だ。『博多の森陸上競技場』で開催された一戦は、前半立ち上がりから鹿島に主導権を握られると、前半にブラジル人MFサントス、後半に同FWアルシンドによってゴールネットを揺らされ、0-2で敗れた。

 マリノスほどの選手層と資金力を誇るクラブであれば、鹿島戦の通算対戦成績(70試合27勝8分35敗)からは相性の悪さを感じさせられる。平均勝ち点は「1.3」と、こちらもタイトル争いを義務付けられた名門としては“らしくない”数字だ。

 近年も苦しい戦いが続いた時期があり、2019年4月28日のJ1リーグ第9節で勝利してからは屈辱の5連敗。5試合で計16失点と、自慢の堅守をズタズタに引き裂かれてしまった。

 J1を舞台に32年唯一続く宿命の戦いとして「THE CLASSIC」と呼ばれている両雄の一戦は、数字上ではこれまでのところ鹿島が優勢だ。果たして、トリコロール軍団は今後のリーグ戦でその差を縮めていくことができるだろうか。

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