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Jリーグ 8か月前

横浜F・マリノスの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1~5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:川崎フロンターレ

マリノスフロンターレ
【写真:Getty Images】

平均勝ち点:1.1
J1通算対戦成績:42試合16勝8分18敗
得失点:59得点59失点

 Jリーグ誕生から30年以上が過ぎたなかで、横浜F・マリノスが最も苦手としてきたクラブは川崎フロンターレだ。J1での通算対戦成績は42試合で16勝8分18敗、平均勝ち点はわずか「1.1」となっている。

 神奈川県横浜市をホームタウンとするマリノスにとって(他に横須賀市、大和市もホームタウン)、同県川崎市を拠点とする川崎は「隣町のライバルクラブ」だ。両者の戦いは“神奈川ダービー”と呼ばれ、毎回熱戦が繰り広げられる。2025シーズンも例外ではなく、4月9日に行われたJ1リーグ第5節ではどちらも譲らないまま3-3で試合が終了している。

 初対決の時は、川崎が初のJ1昇格を果たした2000年に訪れた。同年5月17日、本拠地『横浜国際総合競技場』で行われたJ1リーグ1stステージ第13節ではマリノスが4-1で快勝。2001~2004シーズンは川崎がJ2リーグに落ちていたため、直接対決の機会はなかった。

 川崎戦の戦績が下降し始めたのは2017年から。川崎が黄金期を迎え、魅惑のアタッキングフットボールでJリーグの新たな盟主に君臨するようになったのもちょうどこの頃からだ。2017シーズンから今季まで、マリノスは川崎と相対した17試合で5勝5分7敗と多くの勝ち点を失っている。

 4度のJ1制覇に輝いた川崎が相手とあれば、戦績の悪化も致し方ないのかもしれない。だが、隣町のクラブの後塵を拝するのは、リーグ屈指の名門たる自負があるマリノスとしては大きな屈辱だったはずだ。

 今季の初対戦でも白星を得ることができなかっただけに、リターンマッチとなる9月13日のJ1リーグ第29節は何としてもモノにしたい一戦だ。情熱がスパークする9月の“神奈川ダービー”で、マリノスはファンの溜飲を下げるような戦いができるだろうか。

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【了】

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