1位:北海道(70.9点)

【写真:Getty Images】
クラブ:北海道コンサドーレ札幌
観光地として不動の人気を誇る北海道は、2024年の観光意欲度ランキングでも堂々の1位を記録し、16年連続でトップの座を守った。北海道コンサドーレ札幌も、そのブランド力を背景に、ゴールデンウィーク(GW)中の集客が期待されるクラブの一つだ。
ただし、スタジアムのある札幌と、函館や小樽など道内の他地域が分散して人気を集めていることから、観光人気がそのまま観客動員に直結するとは限らない。2024シーズンは平均観客動員が1万7,086人で、GW中のFC東京戦は1万7,187人と、大きな伸びは見られなかった。
それでも、2025年はイベント面の仕掛けが充実している。4月29日のV・ファーレン長崎戦、5月6日のジュビロ磐田戦と、両日とも「はたらく車大集合2025」やキッチンカーイベントなど、ファミリー層を意識した企画が数多く用意されている。5月6日には「北海道のマスコット大集合」というイベントも開催され、ファミリー層を狙っている様子だ。
人気観光地・札幌は観光資源が豊富であることはいうまでもない。現在は、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の公開を記念し、「名探偵コナンカフェ」がオープンするなど、期間限定イベントも開催されており、サッカーファン以外の層にも訴求できるコンテンツがそろう。
特に連休最終日の磐田戦は、地元ファンの週末レジャーの場として位置づけられている印象が強い。大型連休中も、道内在住の家族連れをターゲットにした仕掛けが中心で、観光波及というよりも、地域密着型の強みを発揮する機会となりそうだ。
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