8位:長野県(49.6点)

【写真:Getty Images】
マクラブ:松本山雅FC、AC長野パルセイロ
長野県は、2024年の観光意欲度ランキングで8位にランクイン。松本山雅FCとAC長野パルセイロの2クラブが本拠を構える地域で、ゴールデンウィーク(GW)期間中の観客増が期待される。
松本は、2024シーズンのホーム平均観客数が8,489人で、GW中のヴァンラーレ八戸戦では8,900人を動員と若干の増加があった。今シーズンはここまで平均8,325人と安定した集客を維持しており、連休でさらに観客動員を増やしたい。
一方の長野は、2024シーズンの平均観客数が4,158人。GWのFC岐阜戦では4,423人を集めた。今シーズンはここまで平均3,278人となっている。
松本は5月3日にツエーゲン金沢戦を開催。「ヤマガワンダーランド」と題し、小中学生の観戦無料やアルウィン動物園の開園、ミニSL運行、縁日イベントなど、家族向けの企画が盛りだくさんだ。
同日、長野はSC相模原戦を開催。「長野都市ガス20周年記念スペシャルマッチ」として、来場者6,500人にオリジナルTシャツを配布。「はたらくクルマ」の展示や乗車体験、ワークショップなど、子ども向けのイベントも豊富だ。
自然豊かな長野県では、観戦と観光を組み合わせた遠征も人気。長野市の「ちびっ子忍者村」など体験型施設も充実しており、連休の家族旅行先としても魅力がある。
両クラブとも、地域の魅力とイベントを掛け合わせ、大型連休ならではのスタジアムの賑わいを創出できるか注目される。