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Jリーグ 7か月前

GWに観客数爆増し? Jリーグクラブ、本拠地人気遠征先ランキング1〜10位。大型連休の恩恵を受けそうなのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:神奈川県(51.5点)

横浜
【写真:Getty Images】

クラブ:川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、横浜FC、SC相模原

 神奈川県は2024年の観光意欲度ランキングで6位にランクイン。県内にはJリーグ所属クラブが5つあり、サッカー人気の厚みでは全国屈指だが、ゴールデンウィーク(GW)期間中の観客動員にはばらつきが見られる。

 2024年のデータを見ると、川崎フロンターレはシーズン平均2万1,076人に対し、GW中の浦和レッズ戦で2万3,457人と微増。横浜F・マリノスは、平均2万4,843人に対してジュビロ磐田戦で3万8,945人を動員し、際立った増加を見せた。

 湘南ベルマーレは平均1万1,315人に対し、GW中は1万282人とやや減少。横浜FCも平均6,963人に対して6,656人と大きな変化はなかった。一方、J3のSC相模原は、平均2,820人に対して3,903人と目に見える増加があった。

 全体的に見ると、マリノスを除けば大幅な動員増は見られず、観光需要がそのままスタジアムに反映されるとは限らない現実がある。

 今年のGWは、川崎とマリノスはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)などスケジュールの影響でホーム開催なし。湘南も試合がなく、神奈川県で開催されるJリーグという意味では、やや寂しい日程となっている。

 横浜FCは連休本番にホームゲームがなかったものの、4月29日の鹿島アントラーズ戦では「ガールズDAY」やこどもの日グッズ展開などで最多の1万3,252人を動員した。

 J1クラブを4つ擁する神奈川だが、常に高い注目度を集める分、大型連休でも普段以上の動員にはつながりにくいのかもしれない。

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