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Jリーグ 7か月前

GWに観客数爆増し? Jリーグクラブ、本拠地人気遠征先ランキング1〜10位。大型連休の恩恵を受けそうなのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:福岡県(54.6点)

福岡
【写真:Getty Images】

クラブ:アビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州

 2024年の観光意欲度ランキングで4位にランクインしたのは福岡県だ。アビスパ福岡とギラヴァンツ北九州の2クラブを擁し、九州の玄関口として観光地としての強みも持つ地域だ。

 2024シーズンの平均観客数とゴールデンウィーク(GW)期間中の動員を比較すると、福岡は平均9,698人に対し、ガンバ大阪戦で1万790人、川崎フロンターレ戦で9,174人。やや波はあるが、大型連休中は1万人前後の集客を記録していた。北九州は平均4,649人に対し、GW中のY.S.C.C.横浜戦で3,882人で、平均を明確に下回った。

 2025年のGW期間も、両クラブは“こども向け”をテーマに多彩な施策を打ち出している。福岡は5月6日に鹿島アントラーズ戦を開催。「キッズ大満足DAY」として、ピッチ見学やサイン会、選手との集合写真撮影会など、小学生限定の特別イベントを実施。クラブ創設30周年を記念したOBトークショーも行われる。

 北九州は5月3日の栃木SC戦で「ちびギラ」というイベントを開催。小中高生のチケット無料化に加え、先着2,000名にオリジナルクールタオルを配布。射的やスーパーボールすくいなどを楽しめる「ギラ縁日」やスタジアムDJ体験といった、こどもが主役のイベントが多数展開される。

 福岡・北九州両エリアには観光資源も豊富で、たとえば北九州市では5月3日〜4日に「門司海峡フェスタ」が開催される。観光とイベントの相乗効果により、スタジアムのにぎわいが一層高まることが期待される。

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