2位:京都府(60.6点)

【写真:Getty Images】
クラブ:京都サンガF.C.
2024年の観光意欲度ランキングで2位に入った京都府。世界的観光都市である京都に本拠を置く京都サンガF.C.は、ゴールデンウィーク(GW)期間中の来場者増が期待されるクラブの一つだ。
ただし、2024シーズンのデータを見ると、ホーム平均は1万3,535人だったのに対し、GW中に行われたFC町田ゼルビア戦は1万1,191人にとどまった。試合が連休最終日だったことも影響してか、大きな伸びにはつながらなかった。
とはいえ、今年のGWは5月3日にセレッソ大阪戦を開催。大阪駅から1時間ほどでアクセス可能な「サンガスタジアム by KYOCERA」は、遠征ついでの観光にも最適だ。京都駅から電車で30分圏内で、スタジアムは観光と試合観戦を両立できる立地にある。
当日はイベントも豊富。新規スポンサー「京都蒸溜所」が、クラフトジン「季の美」の試飲・販売ブースを出店し、大人向けの楽しみを提供するほか、「スーツ姿 フォトジェニック総選挙」で上位5名となった選手のフォトスポットも登場。先着1万人には選手カードも配布されるなど、来場特典も充実している。
観光と好アクセス、さらにセレッソとの“関西対決”と、集客の条件はそろっている。リーグ戦でも現在3位と好調なだけに、連休のホーム戦を勢いづける一戦となるか注目が集まる。