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　ゴールデンウィークはJリーグ各クラブにとって、年間でも屈指の“かき入れ時”。各地のスタジアムでは、家族連れや遠征サポーターを呼び込むため、特別イベントやグッズ配布、グルメフェスなど趣向を凝らした催しが繰り広げられた。今回は、そんなGW期間中に特に多くの観客を集めた試合をランキング形式で紹介する。※期間は4月29日〜5月6日。

10位：ガンバ大阪対湘南ベルマーレ

観客動員数：2万8,352人
会場：パナソニックスタジアム吹田
開催日：5月3日

　2025年のゴールデンウィーク（GW）に開催されたJリーグの試合で、10番目に多くの観客を集めたのは、5月3日に行われたJ1第14節・ガンバ大阪対湘南ベルマーレの一戦だった。会場のパナソニックスタジアム吹田（パナスタ）には2万8,352人が来場し、大勢の観客で賑わった。

　ガンバは2023年と2024年のGWにセレッソ大阪との「大阪ダービー」を戦い、前者は3万4571人、後者は3万4485人を動員した。それらと比べると、今年の観客数は伸び悩んでしまったが、2022年のGWに開催された北海道コンサドーレ札幌戦で1万6082人の動員だったことを思えば、湘南戦の観客数は悪くない数字と言える。

　当日は「ガンバファミリーランド」が開催され、ファミリー層を意識した催しが充実。「ナンバーワン戦隊 ゴジュウジャー」のキャラクターショーや電動カー体験「わくわくカートランド」、中学生以下のファンクラブ会員先着1,000名に配布されたマスコット「モフレム」のオリジナルハンカチなど、家族連れへのサービスも充実していた。

　ピッチ上でもガンバは魅せた。4月29日の京都戦に続くホーム2連戦となった同試合では、開始2分にデニス・ヒュメットが先制点を奪うと、その後も岸本武流の2得点を含むゴールラッシュで4-0の快勝。家族向けのイベントと見応え十分の試合内容で、来場者にとっては充実した一日となった。