6位:FC東京対清水エスパルス

【写真:Getty Images】
観客動員数:3万3,769人
会場:味の素スタジアム
開催日:4月29日
2025年のゴールデンウィーク(GW)期間中に6番目の観客数を記録したのは、J1第13節・FC東京対清水エスパルスだった。味の素スタジアムには、3万3,769人が詰めかけ、今シーズンの味スタ開催試合の中で最多の動員数となった。
この日の試合は「TOKYO FAMILY DAY」と題し、家族連れを意識したイベントが多数実施された。「パウ・パトロール」のステージショーや自衛隊車両の特別展示など「働くクルマ」企画も行われ、スタジアム外も多くの来場者でにぎわった。
また、オフィシャルパートナー「大矢運送」の協賛により、先着2万5,000人にはオリジナルワリフバックが配布されるなど、来場者プレゼントにも力が入っていた。
2024年のGWでは、5月3日に京都サンガF.C.と対戦し、観客数は2万6,770人だった。今年の清水戦では、昨年より7,000人程多い観客を動員しており、首都・東京においてはGW本番よりも、その直前の開催のほうが集客に都合が良かった可能性もある。
試合では、期待の15歳MF北原槙が先発するなど注目度の高いゲームだったが、FC東京は0−2で敗戦。満員のファンを喜ばせることはできなかったが、クラブと地域が一体となって作り上げたイベントの充実度は、今後の観客動員にもつながりそうだ。