3位：ジェフユナイテッド千葉対RB大宮アルディージャ

観客動員数：4万9,991人
会場：国立競技場
開催日：5月6日

　2025年のゴールデンウィーク（GW）で3番目に多くの観客を集めたのは、5月6日に国立競技場で行われたJ2第14節・ジェフユナイテッド千葉対RB大宮アルディージャの一戦だった。

　集まった観客は4万9,991人。これは、2024年9月に行われた清水エスパルス対横浜FC（5万5,598人）に次ぐ、J2史上2位の大記録である。

　本拠地「フクダ電子アリーナ」の収容人数は1万9,470人で、今シーズンのホームゲーム平均観客動員数は1万1,342人。同試合は国立開催ということもあり、普段のホームゲームを遥かに上回る観客がスタジアムに詰めかけた。

　千葉、大宮ともに関東を拠点としているクラブで、ファンが国立競技場にアクセスしやすい条件だったことが、観客数の大幅な伸びに影響したことは間違いない。ただそれ以上に、今季のJ2をリードしている2チームの直接対決という点も、注目を集める大きな要因になっていた。

　クラブ側も気合いの入ったイベントを展開。「ジェフユナイテッド国立マッチ2025」と銘打ち、OBとのハイタッチイベントや「見取り図チームvsオズワルドチーム」のPK対決、プレゼント企画など、幅広い層が楽しめる催しが行われた。

　千葉が国立でホームゲームを行うのは約20年ぶりのこと。試合は1-2で敗れ、勝利を手にすることはできなかったが、クラブとファンにとって、記憶に残る一戦となった。