8位:川崎フロンターレ

【写真:Getty Images】
本拠地:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
収納可能人数:2万6,827人
2024シーズン1試合平均:2万1,076人
2025シーズン1試合平均:2万1,649人
前年比:2.7%
川崎フロンターレは、2025シーズンの1試合平均観客数が2万1,649人となり、前年比で2.7%の増加を記録した。
川崎は2017シーズンから5シーズンで4度のJ1優勝を果たすなど黄金期を築き、2015シーズンから5シーズン続けて1試合平均観客数が2万超を達成した。
その後、コロナ禍と黄金期の終焉があってファンの熱がやや落ち着いたが、2024シーズンに5年ぶりとなる平均2万人超えを達成。今シーズンは、そこからさらに上昇を続けている。
本拠地「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(U等々力)」はJ1の強豪としては比較的キャパシティが小さいが、動員の安定感は群を抜いており、今シーズンは全て2万人超を達成している。
今シーズンの川崎は、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)参加の影響もあり、平日開催のリーグ戦が5試合あったにもかかわらず、常に2万人を超えているのは特筆すべきポイントだ。
ホーム成績は12試合で6勝4分け2敗。勝ち点はリーグ4位に相当し、ホームでのゴールは23と、リーグ内で最も多いペースを保っている。好成績が動員にも好影響を与えていることがうかがえる。
U等々力では今後改修工事が予定されており、2029年末までに収容人数を約3万5,000人に拡大する方針だ。安定した人気と成績を背景に、さらなる観客増加への期待が高まっている。