
日本代表、2027年アジアカップ予想スタメン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)でベスト32に終わった日本代表。遠藤航の代表引退など世代交代が進む中、次なる目標は2027年1月にサウジアラビアで開催されるAFCアジアカップでの王座奪還だ。W杯での経験と、負傷により涙を呑んだ主力の復帰、そしてさらなる進化を遂げる若手たちの融合。4大会ぶりのアジア制覇を狙う、新生・日本代表の予想スタメンを紹介する。[7/12ページ]
MF:佐野海舟(さの・かいしゅう)

日本代表MF佐野海舟【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日(25歳)
所属クラブ:FSVマインツ(ドイツ)
2026/27リーグ戦成績:34試合1得点
日本代表通算成績:16試合1得点
北中米W杯のラウンド32・ブラジル戦で放った鮮烈なミドルシュートは、佐野海舟の名を世界に轟かせた。
遠藤航が代表引退を表明した今、いよいよ絶対的なボランチとなりそうな25歳は、今大会でも出色の活躍を見せた。相手の攻撃の芽を摘む鋭いインターセプト、そして奪った瞬間に自らボールを運んで攻撃のスイッチを入れる能力は、現代的な守備的MFの理想像に近い。
26歳を迎えて臨む2027年アジアカップでも、中盤のダイナモとして、攻守のリンクマンとなる重要な役割を担う。
佐野の強みは、90分間衰えない運動量と、球際での圧倒的な強さだ。マインツでの活躍を経て、体格の勝る相手に対しても物怖じしないデュエルの強さはさらに磨きがかかった。
中盤でコンビを組む鎌田大地が自由に攻撃を司るための「防波堤」となりつつ、隙があれば自らゴールを狙う姿勢は、アジアの強豪にとっても大きな脅威となるだろう。むしろこの大会では自身がボールを供給する側に回るチャンスもあるはずだ。
今回のW杯の時点で、佐野に対する相手チームの対策は随所で見られた。オランダ戦ではトランジションの際に2人の選手が背番号「24」に付いてくる場面が見られ、明確に脅威と認識されているようだった。
新たな武器を増やせれば、さらにその存在感は増すだろう。それを実現できた暁には、いよいよ手が付けられない選手になりそうだ。新生・日本代表の心臓として、まずはアジア制覇への道を切り拓く。