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ザック監督、練習を急遽オフに「良い状態で、最高の状態で臨むため」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アルベルト・ザッケローニ監督【写真:Getty Images】

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、現地時間21日15時30分から予定されていた練習を急遽オフに変更。

 同時刻からザッケローニ監督が会見をするとの連絡が練習会場で15時くらいに広報から伝えられ、現場は騒然。その場でフォトグラファーの位置やカメラマンの位置を決める段取りが進み、記者自身が椅子を用意するなど即席で会場を作り、開始前には緊張感が漂った。

 会見で練習をオフとして理由について問われると「フィジカルは全く問題がないと思っていて、メンタルの部分で選手たちを次の試合に良い状態で向かわせるために、ということを考えた」と語った。

 また、実際に2試合ともにチームの総走行距離は100kmを超えて相手を上回っているが、結果が伴っていないだけに「クオリティが伴っていなければ、要は良い走りが出来ていないということ」としたうえで「キレがないことに関してはフィジカルの問題だけはない。3戦目に向けて気持ちのズレを修正して、自分たちの良い状態で、最高の状態で臨むため」と説明した。

 オフを与えられた選手たちについては「外出に関しては禁止というか、してはいけないということ。ランニングをしたり、ボールを触ったりというのは自由にやっていいという話はしている。やはり落ち着くことで、ストレスやプレッシャーから出来る限り解放されてほしい」と語った。

【了】

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