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【W杯・試合採点】日本対コロンビア(グループC)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

日本対コロンビア 寸評

 グループC、最終戦、日本対コロンビアの一戦、日本は、開始直後こそ慌てるが、徐々に落ち着く。そして、主導権を握りはじめた頃に、自分達のミスが原因で決定機をコロンビアに与えてしまう。前半16分、縦パスを受けた岡崎がボールを失うと、コロンビアはカウンター。すると、ボールを受けたラモスが、ボックス内で今野に倒され、PKをゲット。それを、クアドラードが落ち着いて決め、コロンビアが先制する。

 嫌なタイミングで失点を喫した日本だが、その後、日本のペースで試合が進む。何度もゴールに迫ると、アディッショナルタイム、前半のラストプレーで、とうとう岡崎が同点弾を決め、日本がコロンビアに追いつく。

 後半、逆転した日本だが、交代で入ってきたエースのロドリゲスによって、その希望は断たれる。後半10分に、ロドリゲスのアシストから、マルティネスがゴール。コロンビアが勝ち越しに成功する。

 その後、日本は前がかりになって攻めるも決めきれず、逆にカウンターをくらう。結果、37分には、再びロドリゲスのアシストから、マルティネスのゴール。44分にはロドリゲスによって技ありループを決められ、大差をつけられる。日本は、最後に一矢報いたいが、追加点を決められず、試合終了。1-4の敗北を喫した。

(文:内藤秀明)

【了】

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