話題の中心はコロンビア。引き立て役に過ぎなかった日本。フランス人の認識は“駄目プレーの代名詞=日本人”

日本対コロンビアの一戦はフランスでは、あまり関心を呼ばなかったようだ。特に日本は引き立て役に過ぎず、話題の中心はコロンビア。彼の国がどのような認識なのかを思い知らされたW杯だった。

2014年06月27日(Fri)7時30分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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盛り上がりに欠けた日本の最終戦

話題の中心はコロンビア。引き立て役に過ぎなかった日本。フランス人の認識は“駄目プレーの代名詞=日本人”
試合後の報道では後半のロドリゲスの投入で局面がガラリと変わったことなど報じた【写真:Getty Images】

 グループCの最終戦は、コートジボワール、ギリシャ、そして日本に勝ち抜けの可能性が残る、文字通りの『三つ巴の戦い』だったにもかかわらず、この日本対コロンビア戦の報道は、大いに盛り上がりに欠けた。

 その理由は、コロンビア勝利で間違いないと目されていたからであり、「日本がどんでん返し」というようなサスペンスはまったくもって期待されていなかったからだ。加えて、スアレスがやらかしてしまった“噛みつき事件”に紙面をとられてしまったせいでもある。

 試合後の報道では、いかにコロンビアがカウンターのチャンスをしっかり得点につなげる効率の良いプレーをしたか。主力を数人休ませたこの試合で、後半のロドリゲスの投入で局面がガラリと変わったこと。

 そして、43歳と3日のGKモンドラゴンが84分にピッチに上がり、これまでロジェ・ミラが保持していたW杯最年長記録を更新した、という内容で各メディアとも一貫している。

 ちなみに、このモンドラゴン出場の下りで、「もう日本の逆転はありえないと確信したコロンビア勢は…」という見下げた記述が出てくるのではないかと訝ったが、さすがにそれは見当たらなかった。周りには、「これは日本にとっては相当屈辱的だな」と話していた人が少なからずいたからだ。実際、選手達自身もそう感じたのではないだろうか。

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