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Jリーグ 10年前

【J1第19節プレビュー】突き放すか、引きずり込むか

12節以降、激しく首位争いを続ける鳥栖と浦和。前節を終え、3位との勝点差は4に開いた。トップ2が後続を引き離しつつある中、今節は2位の浦和と3位の川崎Fが直接対決を迎える。降格圏内からの脱出を目指すC大阪や徳島のゲームを含め、今回は以下の3試合を取り上げた。

text by Football LAB

清水(12位)vs徳島(18位)

【J1第19節プレビュー】突き放すか、引きずり込むか
リーグ戦中断前後の比較

 12節以降、激しく首位争いを続ける鳥栖と浦和。前節を終え、3位との勝点差は4に開いた。トップ2が後続を引き離しつつある中、今節は2位の浦和と3位の川崎Fが直接対決を迎える。降格圏内からの脱出を目指すC大阪や徳島のゲームを含め、今回は以下の3試合を取り上げた。

 徳島はリーグ戦中断前の14試合で3得点33失点と攻守に課題を抱えていたが、再開以降の4試合では6得点6失点。どちらも改善に成功しており、それに伴って勝点を稼ぐペースも上がってきている。徳島の好調を印象づけた試合の1つが、前節に2-2で引き分けた甲府戦だ。

 キーワードは前線からの追い込みと素早い攻撃。前半に奪った2つのゴールは、いずれも上記のパターンからだった。データでもその特徴が良く表れている。清水との前回対戦は0-4の大敗だったが、今節を迎えるに当たっての両者のチーム状態は対照的といっていい。

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