フォルランは代表引退を決めていた? ウルグアイ大使・二等書記官が語るウルグアイサッカー

日本代表との試合に臨むメンバーにセレッソ大阪のディエゴ・フォルランは選ばれなかった。だが、フォルランは落選ではなく代表引退を決意していたのかもしれない。『フットボールサミット第24回 美しく危険な男フォルラン』ではウルグアイ大使館に直撃取材を敢行している。尚、この取材(7月10日に実施)で通訳を務めてくれたのは、アギーレ監督の通訳を務めることになる羽生直行氏である。

2014年09月04日(Thu)14時00分配信

text by 海江田哲朗 photo Getty Images , editorial staff
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サッカーを好まないウルグアイ人はいない

フォルランは代表引退を決めていた? ウルグアイ大使・二等書記官が語るウルグアイサッカー
エドゥアルド・ブズー駐日ウルグアイ大使[左]とフェルナンド・ペレダ二等書記官[右]【写真:フットボールチャンネル編集部】

――本日はお忙しいところ、お時間をいただき感謝しています。ディエゴ・フォルラン選手を中心に、ウルグアイサッカーについての話を訊きに参りました。

ウルグアイ大使エドゥアルド・ブズー(以下、ブズー)「ようこそ、ウルグアイ大使館へ。日本の皆さんにサッカーの話ができるのをうれしく思います。サッカーは我々にとって情熱の象徴です」

――じつはちょっと不安だったんですよ。もし、サッカーにそれほど興味のない大使だったらどうしようかと。

ブズー「心配無用。サッカーを好まないウルグアイ人はおりません。人口が約350万人で、監督が350万人いると言われるほどです。よって、全員の意見がまとまることはありえない(笑)。皆、幼い頃から父親に手を引かれ、スタジアムに行きますよ。やがて、それぞれが情熱を傾けるクラブを持つようになる。首都モンテビデオにCAペニャロールとナシオナル・モンテビデオという二大クラブがあり、国民を二分する状況です」

二等書記官のフェルナンド・ペレダ(以下、ペレダ)「ウルグアイの場合、私はどこどこのクラブを応援するとは言いません。私はペニャロールであると言い切る。情熱的にね」

ブズー「そう、私も彼もウルグアイでもっとも重要なチームはペニャロールであると確信しています」

ペレダ「かつて、ディエゴ・フォルランもペニャロールでプレーしました」

ブズー「父親のバブロもね。すばらしい一家だ」

――ペニャロールの話は充分わかりました。では、まず近々の話から。今回のFIFAワールドカップ・ブラジル大会、ウルグアイは決勝トーナメント1回戦でコロンビアに敗れてしまいましたが、どのような感想をお持ちですか?

ブズー「ウルグアイの人々は少なくともベスト8に入り、さらに上を目指すつもりで応援していましたので、その期待には及びませんでした。エースのルイス・スアレスがピッチにいるのといないのでは、まったく別のチームになることを思い知らされた大会でもあります」

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