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香川真司 10年前

香川への過熱報道も一段落、“シンジ”対決の扱いも小さく。トップ下先発かベンチか、割れる現地紙予想

鮮烈な復帰戦から一週間。マインツ戦に臨む香川真司について、現地紙の予想は割れている。トップ下かはたまたベンチか。いずれにせよ、香川にとって最初のアウェイ戦。ドイツ全土をめぐる帰還の旅はここから始まる。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

過熱報道は一段落。先発かベンチか、現地紙の予想は?

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ドイツメディアによる「Kagawa」の報道も一段落した【写真:Getty Images】

 あれだけ過熱し続けたドイツメディアによる「Kagawa」の報道も一段落した。もちろん良い意味で、大衆紙ビルトなどの紙面で「Kagawa」の文字は減っていっている。

 9月17日付のシュポルトビルト誌には香川真司のロング・インタビューが掲載された。「BVB-STAR SHINJI KAGAWA」として、復帰後に1試合を戦っただけにもかかわらず、早くも「ドルトムントのスター(BVB-STAR)」と形容されるようになった。

連日報道と期待が過熱し続ける中でのフライブルク戦で、強烈なインパクトを残したことで、やはり香川は再び疑うことなきドルトムントの一員としてみなされるようになったのである。

 16日に行われた欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ初戦の対アーセナル戦を欠場したことで、次に香川の出場が期待されるのは20日のブンデスリーガ第4節、アウェイでのマインツ戦となる。

 18日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトはマインツ戦の先発メンバーの予想を次のとおりとした。布陣は4-2-3-1である。

 【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBピシュチェク、CBスボティッチ、CBソクラティス、左SBドゥルム、【MF】ダブルボランチにベンダーとヨジッチ、右SHムヒタリヤン、トップ下に香川真司、左SHグロスクロイツ、【FW】ラモス。レヴィアシュポルトは香川を先発と予想している。

 一方、18日付のキッカー紙の先発予想は次のとおりである。布陣は4-4-2となっている。

 【GK】バイデンフェラー、【DF】ドゥルム、スボティッチ、ソクラティス、シュメルツァー、【MF】ベンダー、ヨジッチ、ムヒタリヤン、グロスクロイツ、【FW】オバメヤン、インモービレ。キッカー紙は香川をベンチスタートと予想した。

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