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日本代表 10年前

日本、オウンゴールで先制! 前半のMVPは酒井高徳「攻守に素敵!!」

日本代表はジャマイカ代表と親善試合を行い、1-0で前半を折り返した。

text by 編集部 photo by Getty Images

オウンゴール選手の公式発表なしに「恥ずかしくないのか?」

日本代表はベネズエラ代表と親善試合を行い、0-0で前半を折り返した。
アギーレ監督は後半どう修正してくるのか?【写真:Getty Images】

 日本代表は10日、新潟デンカビッグスワンスタジアムでジャマイカ代表と対戦している。

 就任3戦目での初勝利を目指すハビエル・アギーレ監督は、GKに西川周作を起用。CBには代表デビューとなるDF塩谷司とMF登録だった森重真人のコンビを選択した。

 また、攻撃陣では予想されていた通り、MF香川真司がインサイドハーフに入り、左ウイングのFW武藤嘉紀は初先発となった。

 イングランド人ライターのショーン・キャロル氏は、試合前の注目選手として西川と塩谷を挙げ「ここ数年の日本代表はDF陣に安定感がなかったので、この2人がレギュラーになる可能性もある」と守備面での落ち着きをもたらす存在として期待を込めた。

 先制したのは日本。前半16分、FW岡崎のボール奪取からショートカウンターを発動すると、FW本田を経由してボールを受けたMF柴崎がクロスを入れる。これが相手DFノスワーシーに当たってオウンゴール。1-0とした。

 このシーンに対してスタジアム内の公式発表ではノスワーシーの名前が発表されず、“O.Gがあった”という情報しか得られなかった。これについて、キャロル氏は「リプレイも無い。何で? これは日本独特の文化。子供のサッカーじゃなくてプロ選手の国際試合。恥ずかしくないのかと思う」と酷評した。

 また、「ジャマイカは技術的にも組織的にも良くない」と相手のレベルの低さも指摘。それでも、塩谷と森重のCBコンビの立ち上がりについては「ポジショニングもコミュニケーションも良い」と好印象を持ったようだ。

 同33分には、本田がフリーでシュートを放つも得点には至らず。この場面には「決めるべきだったけど、チャレンジする姿勢は良かった。本田に自信が戻っている」と称えた。

 また、イタリア人ジャーナリストのチェーザレ・ポレンギ氏は「前半のMVPは酒井。チャンスを作って攻守に素敵だった!」と語った。

【了】

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