早大の主力2人が語る大学サッカーの持つチカラ。『人間性』を育む学生最高峰の舞台とは

日本のサッカー界になくてはならない存在として長い歴史を誇る大学サッカー。かつて天皇杯も制した伝統のある名門で、まもなく年に一度の大一番「早慶戦」に臨む早稲田大学の主力である新井純平と山内寛史に大学サッカーが持つチカラ、そしてサッカー界における役割について語ってもらった。

2015年06月29日(Mon)13時40分配信

text by 編集部 photo getty images , editorial staff
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『もっといけるところまでやりたい』と感じて…

――2人はユース、高校と全く別の道を歩んできました。大学サッカーを選んだきっかけは何だったのでしょうか?

早大の主力2人が語る大学サッカーの持つチカラ。『人間性』を育む学生最高峰の舞台とは
早稲田大学の新井純平(左)と山内寛史(右)【写真:編集部】

新井純平(以下、新井)「ユースからプロになるためにはトップチーム昇格くらいしか道はありませんでした。自分は昇格できないと知った時点で何が足りないのか明確にわかっていて、もし違う形でプロになれていたとしてもそれ以上のレベルにはいけないと感じていました。だったら大学で4年間自分を見つめ直して、そこからでも遅くはないし、もっと上へいくために必要だと思って進学を決めました」

――新井選手がプロを意識し始めたのはいつごろですか?

新井「自分は小学1年生でサッカーを始めてからずっとプロを目指してやってきたので、明確な時期はないですね。サッカーを始めたときから追い続けている夢です」

――山内選手は国学院久我山で選手権にも出場しています。

山内寛史(以下、山内)「大学に入ってサッカーを続けようと思ったのは、高校3年の時に何も結果を残せず、このまま終わるのは嫌だと思ったからでした。2年で選手権ベスト16を経験しましたが、勝負どころでゴールを決められず、負けた試合のPK戦も蹴っていません。“ただその場にいただけ”だったのが悔しかったんです」

――卒業後はプロを目指すつもりですか?

山内「正直高校に入った時は自分がプロになるイメージはありませんでした。明確に『プロになろう』と思い始めたのは大学で試合に出始めて、試合に出ていないとわからないサッカーの楽しさを経験してからです。応援してくれる周りの人の数も高校の時に比べて多いですし、そういうのを知ってから『もっといけるところまでやりたい』と感じて、やれるところまでやってみようと思っています」

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