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日本代表 9年前

香川と岡崎が2ゴール! ハリルジャパン、6-0でアフガニスタンに大勝

日本代表は8日、ロシアW杯アジア2次予選第3戦でアフガニスタンと対戦した。

text by 編集部 photo by Getty Images

大量点を奪って勝ち点3奪取

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2点を決めた香川真司【写真:Getty Images】

【日本 6-0 アフガニスタン 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は8日、イランのアザディスタジアムで行われたロシアW杯アジア2次予選第3戦でアフガニスタンと対戦し、6-0で勝利した。

 カンボジア戦からメンバーの変更は一人で、原口元気がスタメンに名を連ねた。GKには西川周作を起用。最終ラインは長友佑都、森重真人、吉田麻也、酒井宏樹の4人。ダブルボランチは山口蛍と長谷部誠が組み、トップ下には香川真司が入った。そして3トップは原口、本田圭佑、岡崎慎司となっている。キャプテンは長谷部が務める。

 開始早々にCKを獲得すると、香川のキックに森重真人が頭で合わせるもGKにキャッチされた。7分には長友の左クロスをファーサイドで本田が頭で落とすと、ゴール前に侵入してきた長谷部がボレーシュートを放つもクロスバーを越えた。

 相手を押し込んで迎えた10分、原口がドリブルからパスを送り、受けた香川が鋭いターンで前を向くと右足を振り抜く。強烈なシュートがゴール左隅へ綺麗に決まり、日本が先制に成功した。

 その後も相手陣内でプレーする日本はセカンドボールへの反応も速く、2次攻撃に繋げている。得点を決めた香川も積極的に追加点を狙う。27分、森重が遠目からシュートを放つと、バウンドでコースが変わりクロスバーを直撃。このこぼれを長谷部が頭で繋ぎ、岡崎がヘッドで狙うも枠を外れた。

 そして35分、長友がゴール前へボールを送ると森重がヘッド。これはGKに阻まれるも、本田がライン上でボールを残し、森重が左足で押し込み2-0とした。

 日本は左サイドで出場している原口が効いている。ドリブルやコンビネーションで攻撃を活性化させ、相手の脅威となった。

 後半も先にゴールを奪ったのは日本。50分、本田のスルーパスを香川、原口と繋ぎ再び受けた香川が流し込んでアフガニスタンをさらに突き放した。香川はこの日2点目を決めた。

 さらに57分、中央から崩すと山口が抜け出し、ラストパスを岡崎が無人のゴールへ流し込み4-0。そして3分後には再び岡崎が決め、日本が5点目を奪った。

 日本は70分、酒井宏に代えて宇佐美貴史を投入。原口が右SBに移り、宇佐美が左の前線に入った。73分、宇佐美がスピードに乗った突破から中へ折り返し、本田がねじ込んで6-0。76分には香川をベンチに下げ、武藤嘉紀をピッチに送り出した。

 その後、80分に長谷部を下げて遠藤航を投入。ボランチの位置に入った。長谷部がベンチに退いたことでキャプテンマークは本田が巻くことになった。

 結局、日本が6-0でアフガニスタンを大勝で下した。ハリルジャパンとしてはアウェイ初勝利となった。また多くのゴールを奪ったことで、チームにもポジティブな空気が流れることだろう。これまで漂っていた停滞感を打ち破るきっかけにしたいところだ。

【得点者】
10分 1-0 香川真司(日本)
35分 2-0 森重真人(日本)
50分 3-0 香川真司(日本)
57分 4-0 岡崎慎司(日本)
60分 5-0 岡崎慎司(日本)
73分 6-0 本田圭佑(日本)

【了】

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