英国人が見たカンボジア戦「宇佐美はまた海外に行きたいと言っていた」「柏木はピルロのよう!」
日本代表は17日、2018年ロシアW杯アジア2次予選においてアウェイでカンボジアと対戦して2-0の勝利。この試合中、イングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。
2015年11月18日(Wed)10時32分配信
「本当に可能性を秘めた選手。できるだけ早くヨーロッパへ行って欲しい」
――ハリルホジッチ監督は、本田圭佑や長谷部誠を外し、香川真司と岡崎慎司を先発に復帰させました。印象はいかがですか?
「長谷部がいないのが気になるね。東アジア杯を除けば、2013年6月22日から出場を続けているからね」
――では、逆に注目している選手は?
「遠藤航だね。その長谷部に代わっての起用はハリルから高く評価されている証だと思う」
――ショーンさんから見て、遠藤の武器は何ですか?
「冷静さだね。ボールを持っている時も持っていない時も常にコントロールできている。まだ22歳なのに、ありえない! 本当に可能性を秘めた選手。できるだけ早くヨーロッパへ行って欲しいね」
――遠藤は長谷部の相棒候補というよりライバルという感じですか?
「そうだと思う。長期的なプランであることは間違いない。今はまだトップレベルでの経験が足りないけど、だからこそ海外移籍が必要だと思う」
――22歳なら世界的に見たらスタメンに定着しても不思議ではない頃ですね。
「まあ、ポジションによると思う。セントラルMFは責任のあるポジションだけに難しいね。FWやDFはより簡単。ポグバのような選手は例外だね。一般的には24、25歳くらいでレギュラーになるんじゃないかな?」
――では、ちょうどW杯前あたりでレギュラーになってほしい頃ですね。
「そうだね」
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