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Jリーグ 7年前

J1で半数を占めるクラブOB監督たち。現役時代にプレーしたチーム率いる8人の指揮官【編集部フォーカス】

クラブOBが監督を務めるのは珍しいことではない。だが長きにわたって同一クラブを応援するサポーターは、そうした監督たちの姿を見て、選手時代の記憶を脳裏に浮かべながら感慨深さを覚えるものであろう。今回は、2017年のJ1で指揮を執る監督たちのなかから、選手時代にプレーしたチームを率いている指揮官8人を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

就任してすぐにJリーグ2連覇。今季は低迷も名将と称すには十分な実績

サンフレッチェ広島の森保一監督
サンフレッチェ広島の森保一監督【写真:Getty Images】

森保一(もりやす・はじめ/サンフレッチェ広島)

 1968年8月23日生まれ。現役時代は知性的なボランチとして名を馳せ、指導者としてもその頭脳でチームを構築している。2012年、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が浦和レッズに移ると、森保監督が後任に指名された。

 前任者が作り上げた攻撃型3-4-2-1に守備のイロハを植え付け、就任1年目にしてリーグ王者に君臨。翌2013年には連覇へと導き、2015年にもチャンピオンシップを制している。

 6年で3度のリーグタイトルをクラブにもたらしており、名将と表現して差し支えないだろう。今シーズンはスタートダッシュに失敗して下位に低迷しているが、森保監督は浮上のきっかけを必ず掴むはずだ。

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