日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は5日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された長友佑都がインタビューに答えた。
先日、スイスはスペイン代表と対戦し1-1のドロー。強敵相手に同点に追いつく粘り強さを見せていた。長友はスイス戦に向けて「もう地獄だらけなんでね(苦笑)。まあ、ただ自分の中でもこういう状況の方が燃えると言いますかね、難しい状況の方が燃えるし。今までも何度も長友はもう厳しいんじゃないかと、っていうことも言われたりもしてきましたけど、そのたびにやっぱりそれを反骨心にして、這い上がってやるって気持ちでやってきたし。むしろ自分にとっては難しい状況の方がワクワクするじゃないけど、楽しみな部分があって。次もね、スイス戦もシャキリとね、インテルでやってたチームメートだし、実際に個人的にも連絡を取り合ってて仲良かったんでね、連絡を取り合ってたり、あとはサイドバックもね、ユーベのね、アーセナル行きましたけど、リヒトシュタイナーか、がいますけど、まあまあ個人的にはずっと勝負してきた相手なんでね。楽しみではありますよ」とコメント。
シャキリ封じの対策については「彼は左利きでね、左持ってるんで。カットインさせてシュートをさせると彼の特徴が出るかなと思うんで。そこは消しに行きたいなっていうのがありますね。ただ、シャキリだけじゃなくて、リヒトシュタイナーがどんどん上がってくるんで、スプリントメチャクチャしてくるんで。そこの前の選手との受け渡しだったり、マークの受け渡しっていうのはすごく難しくなるなと。1対2の状況を作られる可能性も沢山あって、その時にどう僕は対応をするのか。そこはちょっとすごく難しい状況にはなるかなと思いますけど」と語っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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