今すぐJリーグに呼ぶべきアジアの新星は誰か? 各国に精通する記者が若手有望株を厳選【編集部フォーカス】

今年、Jリーグにはタイから5人の有力選手たちが送り込まれ、そしてピッチの上で数字を残している。ならば、彼らに続く新星は誰なのか。アジア各国から厳選した若手有望株を紹介したい。『アジアフットボール批評 special issue07』(10月15日発売)から一部抜粋。(文:植松久隆、長沢正博、宇佐美淳)

2018年10月15日(Mon)10時20分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 宇佐美淳 photo Getty Images
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久保建英との“日豪次代のエース候補競演”なるか

ダニエル・アルザーニ
セルティックに所属するダニエル・アルザーニ【写真:Getty Images】

MF:ダニエル・アルザーニ(オーストラリア/セルティック)

 W杯ロシア大会に最年少選手として出場したアルザーニは、オーストラリアに久々に出た「本物」として、国内外の注目を集めた。しかし、メルボルン・シティに所属していた若き天才の進路は、ここ数年の有望株のお約束パターンで、系列のマンチェスター・シティに買われてからのローン・アウトに決まっていた。

 その修行先に選ばれたのが、スコットランドの巨人・セルティック。この移籍は、サッカルーズの先輩、若くして注目を集めた天才肌MFという境遇を共にするトム・ロギッチがいることも大きなベネフィットになるはずだったが、そううまくは話が進まない。移籍後、アルザーニはトップに帯同できず、リザーブ・リーグで2試合出場するに留まっている。

 トップのブレンダン・ロジャース監督は「彼は突然のスターダムから、現実に立ち返らなければならない」とシビアな見立てで、出場機会を確保して成長させたいマンチェスター・シティ側の思惑とも外れてきそうだ。そうなると、10月開幕のメルボルン・シティにローンで呼び戻される形も大いにあり得る。

 同じ系列で考えれば、今まさに残留争いの渦中で戦う横浜MFの来季の補強候補にいかがだろう。なんとか降格を逃れて、ポスタコグルー監督の首が繋がれば、あり得ない話ではないだろう。久保健英と共に“日豪次代のエース候補競演”で活躍を見せて、共に欧州雄飛なんてシナリオが実現すれば面白いが。

(文:植松久隆)

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