フットボールチャンネル

Jリーグ 5年前

2018年J1新加入ベストイレブン。Fチャン編集部が選定、新天地で輝いた実力者たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF

20181218_df_getty
写真左から橋岡大樹、坂圭祐、ファン・ソッコ、安西幸輝【写真:Getty Images】

坂圭祐(さか・けいすけ/湘南ベルマーレ)
生年月日:1995年5月7日(23歳)
今季リーグ戦成績:25試合出場/1得点1アシスト

 今季、大学卒業とともに湘南ベルマーレに加入した期待のルーキー。身長はCBとしては小柄な174cmではあるが、それを感じさせない驚異の跳躍力で大柄な選手にも真っ向から勝負できる勇敢なDFである。まだ23歳ながらすでにベテランのような雰囲気を漂わせている選手だ。

 YBCルヴァンカップで出場機会を得ると、次第にリーグ戦での出場も増加。それまで不動の地位を築いていたDFアンドレ・バイアの牙城も崩し、あっという間にレギュラーの座に上り詰めた。今季はJ1リーグ残留、ルヴァンカップ制覇に貢献するなど、加入1年目ながらインパクトを残した。

ファン・ソッコ(清水エスパルス)
生年月日:1989年6月27日(29歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/1得点0アシスト

 かつてサンフレッチェ広島や鹿島アントラーズで活躍した韓国人DFが今季は清水エスパルスにやってきた。持ち味であるハードな守備を前面に押し出しチームに安定感を与え、セットプレー時にはファーストターゲットとなるなど、空中戦の強さも光る。

 J1復帰2年目のクラブを8位に導いた立役者であることは間違いない。来季はさらに上の順位へ。ファン・ソッコには再び活躍が求められるだろう。 

橋岡大樹(はしおか・だいき/浦和レッズ)
生年月日:1999年5月17日(19歳)
今季リーグ戦成績:25試合出場/1得点1アシスト

 昨年は2種登録選手としてYBCルヴァンカップ出場を果たしていた橋岡大樹だが、今年1月に正式にトップチーム昇格が発表された。今季は開幕から6試合出場がなかったが、第7節で出番を掴むと以降は継続して試合に出場。空中戦に強く、豊富なスタミナとアグレッシブなプレーを武器に、幾度となくサイドを活性化させた。

 シーズン途中にオズワルド・オリヴェイラ監督が就任した浦和レッズだったが、橋岡は変わらぬ信頼を得てスタメンに名を連ね続けた。まだ19歳と今後の成長も見込める。将来の日本代表を背負う存在となってもおかしくはない。

安西幸輝(あんざい・こうき/鹿島アントラーズ)
生年月日:1995年5月31日(23歳)
今季リーグ戦成績:28試合出場/3得点1アシスト

 東京ヴェルディからやってきた23歳。本職はサイドバックながら抜群のスピードとキレキレのドリブルを武器に攻撃に厚みを加えることのできる選手だ。左右両サイドを難なくこなせる万能性、一列前のポジションでも起用されるなどプレーエリアが幅広いのも同選手の特長だ。

 リーグ戦では途中出場も多かったが、少ないプレー時間でも確実に結果を残せるあたりも評価に値する。現在行われているFIFAクラブワールドカップでも活躍が期待される存在だ。

【次ページ】MF

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top