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Jリーグ 5年前

2018年J1新加入ベストイレブン。Fチャン編集部が選定、新天地で輝いた実力者たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左から梅崎司、イニエスタ、守田英正、小野瀬康介【写真:Getty Images】

守田英正(もりた・ひでまさ/川崎フロンターレ)
生年月日:1995年5月10日(23歳)
今季リーグ戦成績:26試合出場/0得点2アシスト

 流通経済大学から川崎フロンターレに入団したルーキー。加入1年目ながらJ1王者のサッカーに見事フィットし、レギュラーの座を奪取するなど才能を開花させた。同クラブのJ1連覇に大きく貢献した選手と言えるだろう。

 9月には日本代表にも招集され、デビューも飾っている。来年1月に行われるアジアカップメンバーにも選出されるなど、充実したシーズンを過ごした。アジア杯ではその名を世界に轟かせる活躍を見せることはできるだろうか。

アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
生年月日:1984年5月11日(34歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/3得点3アシスト

 今年5月、日本に衝撃的なニュースが駆け巡った。「アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸加入」。これまでバルセロナやスペイン代表で数々のタイトルを手にしてきた男が、新天地に日本を選んだのである。

 Jリーグデビューを飾ったのはロシアワールドカップ明けの7月22日、対湘南ベルマーレ戦。途中出場という形でピッチに立つと、少ない出場時間ながらも別次元のプレーを披露し、スタジアムを大いに沸かせた。以降も神戸における中盤の核となり、世界トップクラスの実力を発揮。日本サッカー界全体に大きなインパクトを与えたのである。

 来季はかつてバルセロナやスペイン代表でともにプレーしたダビド・ビジャが神戸にやってくる。世界のトップに君臨した2人が日本の地でどのようなコンビネーションを見せてくれるだろうか。今から期待が高まる。

小野瀬康介(おのせ・こうすけ/ガンバ大阪)
生年月日:1993年4月22日(25歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/3得点3アシスト

 夏にレノファ山口からガンバ大阪に加入した25歳。サイドを主戦場とする同選手は、積極的な仕掛けと果敢にシュートを狙う姿勢が最大の持ち味である。今季はJ1初挑戦ではあったが、堂々たるプレーでチームをけん引し、同クラブを残留へ導いた。

 来季も主力選手としてプレーするであろう小野瀬康介。自身の成長もさることながら、チームを上位進出へ導くためにもさらなる飛躍を期待したい。

梅崎司(うめさき・つかさ/湘南ベルマーレ)
生年月日:1987年2月23日(31歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場/4得点2アシスト

 浦和レッズで出場機会を失っていた梅崎司だったが、今季より加入した湘南ベルマーレでは見事に復活を遂げた。主にシャドーの一角としてプレーした同選手は、持ち味のドリブルと抜群の決定力を生かし攻撃陣をけん引。ハードワークも怠らず、リーダーシップも余すことなく発揮した。

 YBCルヴァンカップ準決勝ではPKを外すも味方のサポートもあり決勝進出を果たした。その際には大粒の涙を流すなど、チームに懸ける想いというのは誰よりも強かった。来季もその思いを胸に、シーズンをひた走るだろう。

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