2006年Jリーグ。中田英寿引退と香川真司プロ入り。史上最強の日本はW杯惨敗、懐かしのQBK【Jリーグ平成全史(14)】

2019年05月01日(Wed)7時00分配信

シリーズ:Jリーグ平成全史
text by 編集部 photo Getty Images
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優勝争い

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2006年Jリーグ結果

 浦和レッズが順調に勝ち点を稼ぎ、これをガンバ大阪が追いかけた。第33節を終えて浦和が首位、G大阪が2位という状況で、最終節を迎えた。奇しくもラストマッチで両チームが激突。優勝決定戦の様相を呈した。とはいえ、G大阪は3点差以上で勝利しなければ逆転できない。そんな中で始まった試合を先に動かしたのは、G大阪だった。

 21分、播戸竜二が相手との駆け引きで入れ替わり、一気にスピードアップ。マイナスの折り返しをマグノ・アウベスがヒールで決めた。エースのアラウージョは退団したものの、マグノが新たな得点源として攻撃サッカーを支えていた。

 しかし、浦和も負けていない。27分、右サイドを抜け出したポンテが相手一人をかわすと、正確なシュートを決めて振り出しに戻す。さらに44分、ポンテのクロスに反応したワシントンが相手の前に侵入し押し込んだ。そして59分にもワシントンが頭で決めてG大阪を突き放す。この年、東京ヴェルディから加入した元ブラジル代表が仕事を果たした。

 G大阪は後半途中に遠藤保仁を投入し、勝負に出る。78分にCKから山口智が頭で押し込んで1点を返す。遠藤のCKをニアですらしてファーで決める、というものだった。その後、同じ形で今度は宮本恒靖がフリーでヘッドを放つも、これは決められなかった。

 浦和が3-2で勝利し、クラブ史上初のリーグ制覇を達成した。

両チームスタメン

浦和レッズ
GK:山岸範宏
DF:内舘秀樹
DF:田中マルクス闘莉王
DF:ネネ
MF:平川忠亮
MF:鈴木啓太
MF:長谷部誠
MF:三都主アレサンドロ
MF:山田暢久
FW:ポンテ
FW:ワシントン

ガンバ大阪
GK:松代直樹
DF:シジクレイ
DF:宮本恒靖
DF:山口智
MF:加地亮
MF:明神智和
MF:橋本英郎
MF:家長昭博
MF:二川孝広
FW:播戸竜二
FW:マグノ・アウベス

 ナビスコカップでは千葉が連覇を達成。シーズン途中にイビチャ・オシム監督が日本代表監督に就任したが、息子でコーチのアマル氏が後任に就いていた。

 また、セレッソ大阪がJ2降格となった。優勝戦線に顔を出した翌年に降格するというのは過去にもあったが、2006年もその形となってしまった。

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