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Jリーグ 5年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(2)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

パトリック

パトリック
サンフレッチェ広島からガンバ大阪へ移籍したパトリック【写真:Getty Images】

FW:パトリック(ブラジル/サンフレッチェ広島→ガンバ大阪)
生年月日:1987年10月26日(31歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場/3得点1アシスト(サンフレッチェ広島)

 6月24日、ガンバ大阪はクラブのエースとして2014シーズンの国内三冠達成などに大きく貢献したFW宇佐美貴史の3年ぶりとなる復帰を発表した。そして25日、同クラブはまた新たにあの男が帰ってくることを正式に発表。その男こそFWパトリックである。

 2014年にフォルタレーザECからG大阪に期限付き移籍で加入したパトリックは、身長189cm、体重82kgという恵まれた体躯を生かしたパワフルなプレーを発揮し、新天地1年目から大きく躍動。同年のリーグ戦では19試合の出場で9得点5アシストを記録し、クラブの国内三冠達成に貢献している。その活躍が認められ、パトリックは2014年のJリーグベストイレブンに選出されている。

 2017年途中にサンフレッチェ広島へ移籍。加入1年目はリーグ戦15試合出場で4得点3アシストという成績だったが、昨季は同33試合で20得点と大爆発。名古屋グランパスのFWジョーに2点及ばず得点王の座は逃したが、広島でもその規格外のパワーを武器にチームを牽引していた。今季は広島で背番号10を背負っていた。

 G大阪への復帰は2年ぶりとなるパトリック。2014年の国内三冠達成に大きく貢献した宇佐美との強力コンビが再び爆発すれば、後半戦での上位進出も夢ではないだろう。現在11位と苦しんでいるG大阪に、どこまで貢献できるだろうか。

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