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Jリーグ 5年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(2)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

2019シーズンのJリーグも、前半戦が終了した。現在は後半戦に向け、各クラブが新戦力の補強に力を注いでいるところだ。象徴と呼ばれた選手が新天地を求めるなど、移籍市場は活況を呈している。フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを紹介していく。まずはこの5人(随時、追加紹介していく)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

中村俊輔

中村俊輔
ジュビロ磐田から横浜FCへ移籍した中村俊輔【写真:Getty Images】

MF:中村俊輔(なかむら・しゅんすけ/ジュビロ磐田→横浜FC)
生年月日:1978年6月24日(41歳)
今季リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト(ジュビロ磐田)

 日本屈指のレフティーが今夏より新しい冒険をスタートさせる。11日、元日本代表MFの中村俊輔が2年半を過ごしたジュビロ磐田を離れ、J2の横浜FCへ完全移籍することが発表されたのだ。新天地での背番号は慣れ親しんだ「10番」ではなく、「46番」に決定。国内では横浜F・マリノス、磐田に続き3クラブ目の移籍となった。

 横浜マリノスでプロデビューを果たした中村は、その巧みなボールタッチと正確なキックを武器に瞬く間に日本を代表するプレーヤーとなった。2002年には自身初となる海外クラブへ移籍し、2005年より所属しているスコットランドのセルティックでは英雄的な存在としてその名を世界に轟かせた。Jリーグへ復帰したのは2010年のこと。その年のリーグ戦では全34試合中32試合に出場するなど主力として活躍。翌2011シーズンにはキャプテンに就任するなど、横浜FMの大黒柱となった。

 磐田に移籍したのは2017年。その年はリーグ戦30試合に出場し、5得点10アシストを記録。同チームの6位躍進に大きく貢献した。だが、最近は怪我に苦しみ、満足な出場機会を得ることができなかった中村。今季もリーグ戦では2試合の出場に留まっている。

 そんな中決まって横浜FCへの移籍。新天地デビューはまだ果たせていないが、チームの悲願でもあるJ1昇格にどこまで貢献できるかには大きな注目が集まる。また、三浦知良、松井大輔といった元日本代表選手たちとの共演にも期待感は高まっている。

【次ページ】今野泰幸

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