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Jリーグ 4年前

J1、ポジション別ベストプレーヤー5選(MF編)。マリノス、FC東京勢だけじゃない。最高峰の中盤は?【編集部フォーカス】

2019シーズンのJ1リーグが横浜F・マリノスの優勝で幕を閉じた。最後の最後まで激闘が繰り広げられた今季だが、1年通してハイパフォーマンスを披露した選手は誰なのだろうか。今回、フットボールチャンネル編集部では、2019シーズンJ1リーグのポジション別ベストプレーヤーを5人紹介。一体どの選手が名を連ねたのか。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

主将として王者をけん引

喜田拓也
横浜F・マリノスの喜田拓也【写真:Getty Images】

喜田拓也(きだ・たくや/横浜F・マリノス)
生年月日:1994年8月23日(25歳)
今季リーグ戦成績:33試合出場/0得点1アシスト

 横浜F・マリノスの2004年以来となるリーグ優勝に大きく貢献した25歳のMF。守備では危険なエリアを消す素早い動きでチームをサポートし、攻撃ではビルドアップの軸となってパスを散らし続けるなど攻守両面で見せた存在感は申し分なかった。チームの「心臓」とも言える喜田拓也は今季、キャプテンとしてピッチ内だけでなくピッチ外でもクラブをけん引。マリノスの優勝には欠かせない重要なピースとなっていた。

 背番号をそれまでの5から8へと変更した今季はリーグ戦33試合に出場。リーグ戦でフル出場を果たせなかったのはたった2試合のみと、シーズン通して躍動し続けた。今季はそんな活躍が認められ、Jリーグ・ベストイレブンを初受賞。クラブのリーダーとして、最高のシーズンを送ったと言えるだろう。まだ25歳ながらすでにベテランの風格を持つ同選手は、来季もクラブを高みへと導くか。

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