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Jリーグ 4年前

J1新加入期待の外国人選手5人(2)。U-23豪州代表DF、ブラジルからは続々と刺客が日本へ!

今季のJリーグが間もなく開幕する。どのチームも戦力補強に余念がなく、多くの選手が新天地を求めた。そして、日本に活躍の場を移した外国人選手も多い。それぞれのチームで彼らはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。今回フットボールチャンネルでは、J1クラブに加入した新たな外国人選手を5人紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジルの名門で育ったMF

ファン・アラーノ
【写真:Getty Images】

MF:ファン・アラーノ(ブラジル)
生年月日:1996年9月2日(23歳)
移籍先:インテルナシオナル(ブラジル)→鹿島アントラーズ


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 DFルシオやFWアレシャンドレ・パトなどを輩出したブラジルの名門・インテルナシオナウでプロキャリアをスタートさせた23歳のMF。同クラブではなかなか出番を掴めなかったものの、昨季より加入したコリチーバFCでは主力として活躍し、セリエBで33試合5得点5アシストという成績を収めていた。そして先月4日、鹿島アントラーズに完全移籍で加入することが正式に発表されている。

 ファン・アラーノはトップ下、サイドハーフ、ボランチなど幅広いエリアでのプレーを可能としており、チームの戦術変更などに柔軟に対応できる点が魅力だ。身長は172cmと大柄なタイプではないものの、柔らかいボールタッチを武器にしており、精度の高いパスでチャンスを演出。また、スペースを的確に突く動き出しにも長けている。昨季はセリエBで平均ドリブル成功率59%、平均パス成功率80%を記録するなど、そのあたりに強みを持っているのは明らかだ。

 アラーノは先月28日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦で先発フル出場。得点やアシストという結果を残すことはできなかったが、守備にも奮闘するなどザーゴ監督に向け猛アピールしていた。同じく新加入となったFWエヴェラウドと同じく、今後チームメイトとの連係を深め、鹿島をタイトルへと導きたいところだ。

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