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日本代表 4年前

日本代表、歴代背番号18の系譜。小野伸二に本田圭佑、そして…躍進のヒーローか惨敗の象徴か

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

日韓W杯

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ベルギー戦の先発メンバー



監督:フィリップ・トルシエ
戦績:ベスト16

背番号18:小野伸二(フェイエノールト)
生年月日:1979年9月27日(22歳)
個人成績:4試合出場/0得点1アシスト

 1998年に浦和レッズに加入した小野伸二は、フランスワールドカップに出場。翌年にはU-20日本代表をワールドユース準優勝に導いた。01年にFIFAコンフェデレーションズで日本代表の準優勝に貢献すると、オランダへ活躍の場を移す。フェイエノールトでUEFAカップ優勝を成し遂げた直後、母国開催となったワールドカップのメンバーに選出された。

 初戦のベルギー戦に左ウイングバックで先発した小野は、先制された直後に鈴木隆行のつま先ゴールをアシスト。しかし、稲本潤一のゴールでリードを奪った日本代表は、75分に追いつかれた。ワールドカップ初勝利はお預けとなったが、小野の芸術的なロングパスが貴重な勝ち点1へとつながっている。

 ロシアとチュニジアに連勝した日本代表は初の決勝トーナメント進出を決めた。ラウンド16ではトルコと対戦したが、12分に喫した失点を埋められず。日本国内を熱気の渦へと巻きこんだ日本代表はベスト16で姿を消すこととなった。

 小野は左サイドで全4試合に先発した。ゴールこそなかったが、1試合の途中出場に終わった前回大会から4年、ベスト16に進んだ日本代表の中心選手として、躍進に大きく貢献する活躍を見せた。

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