日本代表ストライカーの系譜。歴史的ゴールに失意の不発…熾烈を極めるポジション争いを制したFWたち

日本代表は初出場から6大会連続でワールドカップ本大会に出場している。その間、中山雅史や高原直泰、現在の大迫勇也まで多くのストライカーが日本代表でプレーしてきた。今回は、1998年のフランス大会からロシア大会まで、ワールドカップ当時のセンターフォワードのレギュラーを紹介する。※所属チームは大会前時点、年齢は初戦時点のもの。

2020年06月03日(Wed)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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フランスW杯

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アルゼンチン戦の先発メンバー

監督:岡田武史
戦績:グループステージ敗退

背番号9:中山雅史(ジュビロ磐田)
生年月日:1967年9月23日(30歳)
個人成績:3試合出場/1得点0アシスト

背番号18:城彰二(横浜マリノス)
生年月日:1975年6月17日(22歳)
個人成績:3試合出場/0得点0アシスト


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 初出場を懸けて戦ったフランスワールドカップアジア最終予選で日本代表は韓国に次ぐグループ2位となり、イランとの第3代表決定戦に回っている。マレーシアのジョホールバルで行われたこの試合に、岡田武史監督は三浦知良と中山雅史の2人を前線に起用した。

「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれたこの試合には、5人のフォワードが出場している。先制ゴールを挙げた中山と三浦は63分に呂比須ワグナーと城彰二と交代。岡野雅行は延長戦開始と同時に投入された。城は貴重な同点ゴールを奪い、岡野はワールドカップ出場を決めるゴールデンゴールを決めた。

 スイスで行われた直前合宿には25人が参加し、そこから22人の本大会メンバーを選ぶことになった。初戦の12日前、指揮官は18歳だった市川大祐、イラン戦にも先発した北澤豪と三浦をメンバーから外すことを発表。本大会には城を中心に中山、呂比須、岡野の4人のFWで臨むことになった。

 アルゼンチンとの初戦には中山と城の2トップが起用された。日本代表は強豪を相手になんとか攻撃を凌いでいたが、28分に失点。65分に中山を下げて呂比須を入れたが、得点を奪うことはできずに敗れた。

 クロアチアとの第2戦も同じ11人で臨んでいる。スコアレスで試合は進んだが、77分に失点。岡野と呂比須を入れて前線の枚数を増やしたが、最後までゴールは遠かった。日本代表は連敗でグループステージ敗退が決まっている。

 ジャマイカ戦も城と中山が先発したが、54分までに2点を先制されてしまう。そこで、ここまでフル出場していた城と初出場だった小村徳男を下げ、呂比須と平野孝を入れて攻勢に出た。すると74分、相馬直樹のクロスを呂比須が落とし、中山が右脚でゴールに押し込んだ。

 日本代表は歴史的なワールドカップ初得点を決めたが、試合は1-2で敗れている。初のワールドカップは全敗に終わり、1得点しか挙げることはできなかった。無得点に終わった城は帰国時に空港でファンから水を浴びせられている。

●アルゼンチン戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
中西永輔
井原正巳
秋田豊

▽MF
名良橋晃
山口素弘
名波浩
相馬直樹
中田英寿

▽FW
中山雅史
城彰二

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