内田篤人、日本と欧州の差は「広がったなと思います、正直」。世界を知る男が率直に語る

2020年08月24日(Mon)16時40分配信

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内田篤人
【写真:Getty Images】

 現役引退を表明した鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人が24日にオンライン会見を開いた。ドイツの強豪シャルケでも主力としてプレーしてきた内田は、現状での日本サッカーと世界の差についても率直な考えを語っている。

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 内田は2010年に鹿島からシャルケへ移籍し、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)などのビッグマッチも数多く経験。キャリアの中でも特に印象深い試合としてシャルケ加入1年目のCLで戦ったバレンシア戦を挙げ、「3点目のカウンターでチームメートが走り出したのを後ろから見た時に、スタジアム全体が揺れていたというか。この試合をやるために僕はシャルケに入ったんだなと思えるほど印象的なシーンでした」と振り返っている。

 それから約10年が経過し、欧州でプレーする日本人選手の数も当時より大幅に増えてきた。だが日本と世界との差は縮まっているどころか、「(現役生活が)終わったので好きなことを言っていいならば、広がったなと思います。正直」と内田は感じているという。

 CL決勝とJリーグの試合などを比べれば「違う競技だなと思うくらい、僕の中では違いがあります。怒られるかな、こんなこと言ったら」と内田。「一概には言えないけど、たぶん差はすごくあると思います」と語った。

「Jリーグがレベルが低いとは全然言っていない。JリーグにはJリーグの、ヨーロッパにはヨーロッパのスタイルがあるなということです」とも付け加えた。「歴史が違うので、ある程度の時間はやっぱり必要なんじゃないかな」と、すぐにはその差が埋まらないとも予想している。

 一方で、自身も短期間在籍したウニオン・ベルリンに加入した遠藤渓太も含めて、今後欧州へ出ていく日本人選手たちへの期待も示した。「安定したパフォーマンスをしてほしいなと。試合に出続けて活躍してほしいと思います」

「最近海外に出ていく選手は多いですけど、一発目でシャルケやドルトムントあたりで活躍してくれる選手が出てきたら面白いなと。もちろん行って勉強するというよりは、勝負してほしいなと思います。すぐ帰ってくるのもいいんですけど、できれば長く活躍して、たとえば長谷部(誠)さんだったり、川島永嗣さん、吉田麻也のように自分の地位を確立していってほしいなと思います」と内田は、自身や同世代の選手たちに続く若手に未来を託している。

【了】

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