ベガルタ仙台対大分トリニータ
注目カード（明治安田生命J1リーグ）
ベガルタ仙台対大分トリニータ 9月13日 18：00
注目選手
FW：ジャーメイン良（仙台）
MF：田中達也（大分）
勝って下位脱出への活路を開きたいという思いは、ベガルタ仙台と大分トリニータともに一緒だろう。
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木山隆之体制1年目を迎えている仙台は、怪我人が多くなかなかストロングポイントを見出せずに現在16位に低迷。前節の鹿島アントラーズ戦を1-2で落としたことで連敗中であり、リーグ戦未勝利は5試合に伸びてしまった。
鹿島戦はカウンターを基本としてゴールへ向かったものの、1点を奪うのが精一杯だった。フィニッシュ精度はもちろんのこと、ゴール前でのインテンシティも十分とは言えない。複数得点をあげたのは第6節の川崎フロンターレ戦が最後と、攻撃面に課題があることは明らかだ。
対する大分も現在は苦戦中。前節は最下位に沈む湘南ベルマーレ相手に痛恨ドローに終わり、リーグ戦未勝利数は仙台と同じく5試合に伸びてしまった。順位も14位と厳しい位置だ。
大分はボールを保持し、ピッチを幅広く使うことで相手守備陣を揺さぶることはできている。ただ、肝心の崩しの場面で精度とアイデアを欠いている。スコアこそ拮抗しているが勝ちきれない、というここ最近の成績が、それを大きく証明していると言えるだろう。
ただ、前節は2点のビハインドを背負いながらもドローに持ち込んだ。その勢いは仙台戦でも継続させていきたい。
仙台の注目選手はジャーメイン良。前節の鹿島戦で先発復帰を果たしたFWは、水準以上のスピードと確かなフィジカルを武器に、とくにカウンターの場面で力を示すことができる。大分戦で決定的な仕事を果たし、サポーターにホーム初白星を届けたい。
大分の注目選手は田中達也。崩しの部分に悩むチームにとって、この男のアグレッシブな仕掛けは大きなカギを握るだろう。前節の湘南戦ではアシストを記録したが、今節は果たして。
