J1、J2、J3今節の見どころは? 川崎フロンターレ対名古屋グランパス、再び11連勝阻止なるか?

明治安田生命Jリーグは今週末、J1第23節、J2第27節、J3第22節を迎える。その中で、今節はどのような対戦カードが組まれているのか。注目試合や選手、見どころなどをピックアップした。

2020年10月17日(Sat)10時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部
Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

セレッソ大阪対横浜F・マリノス

1017CerezoMarinos
セレッソ大阪対横浜F・マリノス

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
セレッソ大阪対横浜F・マリノス
10月17日 15:00

注目選手
DF:マテイ・ヨニッチ(C大阪)
FW:前田大然(横浜FM)

【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 セレッソ大阪対横浜F・マリノスは、明治安田生命J1リーグ唯一の土曜日開催となる。水曜日のリーグ戦から中2日となる対戦は、お互いのチームカラーがはっきりと出る試合になるだろう。

 C大阪は上位陣との対決にことごとく敗れ、ここ6試合で2勝4敗と負け越している。しかし、前節の湘南ベルマーレ戦では約1か月ぶりにクリーンシートを達成。持ち味だった堅守を再び整理して、攻撃的なサッカーを掲げる横浜FMを迎え撃ちたい。

 その前節では、ゴールレスで迎えた後半アディショナルタイムにマテイ・ヨニッチのゴールが生まれた。過密日程が続く中で今季ここまでフルタイム出場を続ける鉄人は、ディフェンスの大黒柱でもある。ヨニッチを中心としたディフェンス陣のパフォーマンスに注目だ。

 対する横浜FMは前節でガンバ大阪と引き分け、ここ4試合は1勝1敗2分となかなか勝ち点を伸ばせていない。大阪遠征2試合を勝てずに終わるのだけは避けたいところだ。

 横浜FMは週2試合のペースが2か月間続いており、これが19連戦目となる。仲川輝人を欠き、満身創痍の選手も多い中で試合が続くが、試合途中から投入されることの多いオナイウ阿道や前田大然らを含めた総力戦でC大阪の堅守を破りたい。

川崎フロンターレ対名古屋グランパス

1017KawasakiNagoya
川崎フロンターレ対名古屋グランパス

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
川崎フロンターレ対名古屋グランパス
10月18日 19:00

注目選手
MF:中村憲剛(川崎F)
MF:米本拓司(名古屋)

 7月のJ1リーグ再開以降続いてきた川崎フロンターレの連勝を10で止めたのは名古屋グランパスだった。しかし、圧倒的な強さは変わらず、川崎Fは8月末から再び10連勝。奇しくも11連勝を狙う試合の対戦相手は再び名古屋となった。

 名古屋は9月こそ7試合で12失点を喫し、クリーンシート(無失点)がなかったが、直近3試合はすべて無失点で3連勝と好調だ。失点数は川崎Fの19に肉薄する20と結果を残しており、川崎Fの連勝を止めるための準備は整っている。

 川崎Fに対しては、ある程度ボールを握られる展開が予想されるが、押し込まれないためには中盤のディフェンスがカギを握るだろう。中盤の底に並ぶ米山拓司と稲垣祥を中心に粘り強い戦いを続け、前回対戦のように勝機を見出したい。

 10連勝中のチームから不安要素を見つけるのは容易ではないが、名古屋のような堅い守りを打開するのは前回対戦同様に簡単ではないはずだ。ロースコアで試合が進む可能性もある中で、川崎Fにとっては交代策を含めたベンチワークは勝敗を分ける要素になりそうだ。

 8月末に復帰を果たした中村憲剛は、徐々にプレータイムを伸ばしている。9月23日の横浜FC戦では初めて先発し、今月10日のベガルタ仙台戦では今季最長となる67分間プレーした。

 中村にとっては中7日で迎える名古屋戦では先発でプレーする可能性もあるが、得点が欲しい試合終盤で流れを変える役割を担う可能性もある。大島僚太と中村憲剛がダブル司令塔としてインサイドハーフに並ぶ布陣は仙台戦でも好感触だっただけに、名古屋戦でも試合のポイントとなるかもしれない。

ギラヴァンツ北九州対V・ファーレン長崎

1017KitakyshuNagasaki
ギラヴァンツ北九州対V・ファーレン長崎

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
ギラヴァンツ北九州対V・ファーレン長崎
10月17日 15:00

注目選手
FW:ディサロ燦シルヴァーノ(北九州)
DF:鹿山拓真(長崎)

 一時はともに昇格圏にいたギラヴァンツ北九州とV・ファーレン長崎だが、徳島ヴォルティスとアビスパ福岡にその座を奪われている。ともに勝ち点46で迎える第27節の九州ダービーは、勝ち点差6の上位2チームを追う両者にとって、昇格の命運を分ける一戦になりそうだ。

 ホームの北九州は6試合勝利がないが、ポジティブな要素もある。前節ではヴァンフォーレ甲府に8試合ぶりの勝利を献上したが、2度追いつく粘り強さも見せた。複数得点はモンテディオ山形戦以来で、6試合ぶりだった。

 甲府戦ではザスパクサツ群馬戦で4試合ぶりに復帰したディサロ燦シルヴァーノにもゴールが生まれた。攻撃陣に再び迫力が戻れば、前回対戦で1-2と敗れた長崎戦でも勝機は見えてくるはずだ。

 長崎は5分3敗と一度も勝てずに9月を終えたが、10月は2勝1敗と勝ち越している。前節では遠藤保仁が加わったジュビロ磐田に敗れたが、九州ダービーを制して上昇の機運を上げたいところだ。

 長崎は10月4日の栃木SC戦でおよそ1か月ぶりとなる完封勝利を挙げたが、試合後に退場を命じられたフレイレは4試合の出場停止が科されている。フレイレが不在の直近2試合ではプロ2年目で今季デビューを飾った鹿山拓真が起用された。北九州は強力なFW陣を擁しているだけに、センターバックの活躍が重要になりそうだ。

徳島ヴォルティス対ヴァンフォーレ甲府

1017TokushimaKofu
徳島ヴォルティス対ヴァンフォーレ甲府

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
徳島ヴォルティス対ヴァンフォーレ甲府
10月17日 14:00

注目選手
FW:河田篤秀(徳島)
FW:ジュニオール・バホス(甲府)

 V・ファーレン長崎やギラヴァンツ北九州を抜き、徳島ヴォルティスは22節で首位に立った。以来、その座を守り続けているが、怒涛の11連勝をマークするアビスパ福岡に勝ち点46で並ばれている。

 徳島も10戦無敗と好調を維持しているが、前節のファジアーノ岡山戦では、後半アディショナルタイムに失点して痛恨のドロー。ザスパクサツ群馬戦は何が何でも落とせない試合となる。

 中3日で臨んだ岡山戦は1人の変更に留まったが、中2日で行われる群馬戦ではターンオーバーを敷く可能性はあるだろう。梶川諒太や清武功暉、岡山戦で先制ゴールを挙げた河田篤秀らの活躍に期待したい。

 対するヴァンフォーレ甲府は5試合連続ドローからの連敗で順位を落としている。ギラヴァンツ北九州との前節で8試合ぶりの勝利を挙げたが、昇格圏との勝ち点差は13。首位との対戦は簡単ではないが、勝ち点3が欲しいのは徳島と同じである。

 2度追いつかれながら試合終盤のゴールで勝利した北九州戦では、ジュニオール・バホスが約2か月ぶりの復帰を果たした。今季の出場はまだ10試合ながら、チーム3位の4得点を挙げているアタッカーの復帰は追い風となる。リーグトップタイの20失点と安定感のある徳島に対して、攻撃陣の活躍が試合の行方を左右するだろう。

カマタマーレ讃岐対SC相模原

1017SanukiSagamihara
カマタマーレ讃岐対SC相模原

注目カード(明治安田生命J3リーグ)
カマタマーレ讃岐対SC相模原
10月18日 13:00

注目選手
FW:重松健太郎(讃岐)
DF:ミルトン(相模原)

 SC相模原は5連勝で9位から4位まで順位を上げている。クラブ史上初めてJ2クラブライセンスが交付されたことにより、2位以内に入ればJ2昇格が実現する。2位ロアッソ熊本との勝ち点差を3ポイントまで縮めているだけに、連勝をさらに伸ばしたい。

 この5試合でわずか2失点とディフェンスが安定している。チームにとって大きいのはミルトンの復帰だろう。在籍2年目のミルトンは怪我のため長期離脱を強いられ、9月22日のガイナーレ鳥取戦で今季初先発。ミルトンはそこから先発出場を続けるとともにチームは5連勝を達成している。

 ミルトンは先月27日のカターレ富山戦でJリーグ初ゴールを挙げ、1試合の平均タックル数は3をマーク。悲願のJ2昇格に向けて頼もしい存在となっている。

 対するカマタマーレ讃岐はJ2から降格した昨季の14位を下回る成績となっている。一時は最下位だったが、前節の勝利で17位に浮上。その流れを離さずにホーム3連勝を狙いたい。

 讃岐は直近の4試合ですべて先制ゴールを挙げている。そのうち3試合は前半5分以内という早い時間に記録しているだけに、ここ4試合で4ゴールを挙げている重松健太郎を中心に、この試合でも序盤からの得点に期待したい。

【了】

新着記事

↑top